King & Prince・永瀬廉が主演を務める日曜ドラマ「新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系) の第9話が9月18日に放送された。和の心でクラスメイトたちと一つになろうとしてきた信長(永瀬)だったが、家康(小澤征悦)と戦うことを決意。そこに秘められた思いは視聴者の心をとらえ、「#新信長公記」がTwitterのトレンド上位になったほか、「信長くん」もトレンド10位圏内に入る反響となった。(以下、ネタバレがあります)

■家康に戦いを挑む信長

同ドラマは、甲斐谷忍の漫画「新・信長公記〜ノブナガくんと私〜」(講談社)が原作。戦国武将のクローン高校生たちが集結した2122年の銀杏高校を舞台に、「旗印戦」と称した戦いで学園のてっぺんを目指して大暴れする“学園天下獲りエンターテインメント”となる。

主人公・織田信長を永瀬、クラスで唯一武将ではない女子高生で学級委員長の日下部みやびを山田杏奈、豊臣秀吉をなにわ男子・西畑大吾、明智光秀を萩原利久、上杉謙信を犬飼貴丈、伊達政宗を三浦翔平、武田信玄を満島真之介、黒田官兵衛を濱田岳、徳川家康を小澤征悦が演じる。

黒百合高校に捕らわれたみやびと家康をクラスメイトたちと団結して救出した信長。だが、そんな信長が「徳川家康を倒す」という旗印を掲げることになり、クラスメイトたちは困惑する。



■戦国武将クローン誕生について真の黒幕が明らかに

実は、信長は自分とクラスメイトたちが戦国武将のクローンであることを知っていたのだった…。第9話は、その詳細が明らかにされた。

すべての黒幕は銀杏高校の理事長・別府ノ守与太郎(柄本明)。戦国武将をよみがえらせたかった別府ノ守は、博士(酒向芳)に資金援助をする代わりに誕生した武将クローンたちの面倒をみさせろと提案した。

やがて研究は成功して信長たちが誕生したが、別府ノ守はそのときから“旗印戦”で戦わせようとしていた。それを博士の研究所にいたみやびの亡き父(池田鉄洋)が「非人道的だ」と反対したが、別府ノ守によってクビにされた。

クローンたちが各地で英才教育を受けることになり、武将のなかでも特別な存在なため、家康は博士、信長は博士の助手を務めていた女性・花梨(柚希礼音)に預けられた。

幼い信長は誰彼かまわず人を傷つけていたが、花梨はみやびの父の「愛を持って育てれば人は変われる」という言葉に背中を押され、信長に愛を持って和の心を教えたのだった。そして、高校入学の1年ほど前にすべての真実を話した。

■永瀬廉“信長”の華麗なアクションとせりふが胸を打つ

これまで博士を殺したのは家康とされてきたが、本当は別府ノ守で、家康の凶暴で非情な性格を引き出すため。また、研究が不十分だったことから、信長たち戦国武将クローンは18歳までしか生きられない。

その宿命をも知る信長は、家康との戦いの先に“最後の戦い”を見据えていた。それは、高校を仕切る“総長”との戦いだ。家康との戦いの場面では、「我が名は…織田信長〜!」というせりふには覚悟が存分ににじんでおり、家康に一撃をくらわせて倒した。信長を演じる永瀬の、悲しみをたたえた戦いを表現するアクションとせりふが見事だった。

別府ノ守の狂ったロマンによる、信長たちの悲しい宿命。視聴者からは、「まさかの展開続き」「(主題歌)トレトレ(Trace Trace)の歌詞もまさかの伏線だった事に気づいてしまってゾクゾクしてる」「後半ずっと泣いてた」といった感想が寄せられた。

育ての母である花梨から学んだ“和の心”を大切にする信長は、敗れた家康に「ここからは貴様の力が必要なのだ」と手を差し出した。

次回、9月25日(日)放送の最終回では、信長が家康らクラスメイトたちと最後の戦いに挑む。

◆文=ザテレビジョンドラマ部