小室哲哉、インタビュー番組『インタビュー ここから』に出演「“ここから”始まる僕の音楽を祝日の朝に感じていただけたら」
今回は、2021年10月にTM NETWORKの6年ぶり再始動とともに、自身の音楽活動を再開した小室に廣瀬智美アナがインタビュー。ヒット曲をどのように生み出し、また今の音楽シーンをどのように見ているのかを語り、これからどんな音楽を届けようとしているのかを明かす。
■小室哲也が初めて購入した「シンセサイザー」が登場
小室が初めて購入したシンセサイザー、ローランド「SH-1000」をインタビューのスタジオに特別に用意。作曲家・冨田勲氏の音楽に出会い、シンセサイザーに魅了されていったという小室。鍵盤を押している間は音が出る「サステイン(=持続)」というシンセサイザーの特徴を、実演を交えて紹介する。そして、「いつか、音で大勢の人を魅了したかった」と自らの原点をふり返る。
■紅白出場・篠原涼子の作品をめぐるエピソード
2022年の「NHK紅白歌合戦」に出場する篠原涼子が歌った「恋しさと切なさと心強さと」は、プロデューサーとして本格的に歩み始めた第一歩となる作品。小室の頭の中では、作詞、作曲、編曲と“3人の小室哲哉”が議論をしている状態で、「哲哉くんと、小室さんと、てっちゃん」が頭の中で話し合っていたと語る。
■音楽の「新時代」と、“ここから”の小室哲哉さんの本質
「ひとりの人間の能力は、10年たつと古びてしまう。だからこそ、新しいテクノロジーや新しい文化、カルチャーを積極的に取り入れてきた」と語る小室。現在の音楽シーンをどう見ているのか、を語る。また、小室の音楽の本質とは何か、というテーマについて話し、さらに、「サステナブルな音楽」を作っていきたいという小室のここから先の音楽への思いに迫る。
■小室哲哉さんコメント
作詞・作曲・編曲、音楽プロデュ―サー、そして演奏家として、これまで僕が向き合ってきた音楽の原点と未来をじっくりと語る機会をいただけたことに感謝します。「ここから」始まった僕の音楽、「ここから」始まる僕の音楽を祝日の朝に感じていただけたらうれしいです。