志田未来&風間俊介が法廷を舞台に“筋書きを超えたドラマ”を展開 「台本を手に裁判に挑むという、今までにないドラマ」<勝利の法廷式>
■元天才子役の女性弁護士を志田未来が熱演
本作は、親友を冤罪で殺人犯にしてしまい法廷を去った女性弁護士・神楽蘭(かぐら・らん)が、謎の脚本家・黒澤仁(くろさわ・じん)の力を借りて現代社会の闇を暴いていく、完全オリジナルの“劇場型リーガルミステリー”。
主人公・蘭を演じるのは志田未来。蘭は子役として活躍した過去を持ち、現在は弁護士として活動中。だが、1年前ある事件に巻き込まれた親友を冤罪から守れず、殺人犯にしてしまったことをきっかけに法律の世界から離れ、すさんだ生活を送っているという役どころだ。
そんな蘭を再び法廷に立たせる謎の天才脚本家・黒澤役には風間俊介が決定。黒澤は蘭に弁論用の“脚本”を与え、それに基づいて法廷で“演じさせる”ことで、裁判を有利な展開へ導いていく。無愛想ながらも脚本の腕は一流という黒澤には、明かされていない謎の過去があった。
蘭と黒澤は異色のバディを組み、現代社会の不条理に巻き込まれ、悩み苦しむ依頼人たちに寄り添い、事件を解決へと導く。物語は1話完結ながらも、並行して蘭と黒澤がそれぞれ追い続ける二つの謎についても物語が展開。真実が明らかになる中で二つの謎は絡み合い、一つの事件に繋がっていく。
■「勝利の法廷式」あらすじ
子役時代に培った演技力を持つも、親友を冤罪で殺人犯にしてしまったことで法曹界から姿を消した弁護士・神楽蘭(志田未来)。1年後、蘭と同姓同名のリーガルエッセイがネット上に掲載され、”敗けを知らない敏腕弁護士”として祭り上げられていた。
そんな蘭の前に現れたのは、エッセイの筆者である謎の天才脚本家・黒澤仁(風間俊介)。蘭は親友の冤罪を晴らすため、また依頼人たちのために、黒澤が書く台本の力を借りて弁護士活動を再開することに。法廷という名の劇場で、蘭と黒澤は“筋書きを超えたドラマ”を展開していく。
そして、蘭が救えなかった親友の事件の謎と黒澤が抱えている謎は、二人が真相を追う中でいつしか絡み合うように。やがてそれぞれの真実が明らかになるにつれて、一つの事件へと繋がっていく。
■神楽蘭役・志田未来 コメント
――今回の作品と自身の役どころの印象について
自分の言葉ではなく、脚本家に書いてもらった台本を手に裁判に挑むという、今までにない新しいドラマだと思いました。私が演じる蘭は、過去のトラウマから、法廷に立っても自分の言葉が上手く出てこなくなってしまっています。
色々な思いを抱えながらも、法廷の場で勝つだけではなく、依頼者やその周りの方々が幸せに生きられることを願う、まっすぐで優しい女性です。人の心にしっかりと寄り添いすぎるあまり、相手に共感しすぎてしまうところもありますが、そこがまた蘭の魅力だと思いました。
――本作への意気込み
蘭は過去に子役として活躍していて、私自身と通ずるものがあり、ぜひやらせていただきたいと思った作品です。20代最後の作品として、今作に参加させていただけることがとても光栄です。見てくださる方々が応援したくなるような蘭を演じられたら、と思っています。
――風間俊介さんとの共演について
現場での風間さんは、常に周りを気にかけてくださり、現場にいてくださるだけで安心感があるので、ご一緒させていただけることがとても嬉しいです。また、お会いするといつも気さくに優しく接してくださる風間さんと、風間さん演じる黒澤が180度違うので、どんなキャラクターになるんだろう、と台本を読みながら妄想を膨らませてワクワクしています。
――視聴者の皆さんへのメッセージ
今、この時代にいつ起きてもおかしくない、もしかしたら身近で起きてしまうかもしれない、そんなリアリティのある事件を裁いていきます。依頼人の方々の事件の中に隠された心温まるストーリーも見所の一つだと思うので、ぜひ楽しみにしていてください。
■黒澤仁役・風間俊介 コメント
――今回の作品と自身の役どころの印象について
法廷ものの作品、また、法廷を舞台にたとえる作品も数多くあると思いますが、比喩表現ではなく、本当の意味で法廷が舞台と化すドラマはこの作品が初めてだと思うので、「正真正銘の“法廷が舞台の作品”はこれだ」と感じています。
法廷ものであり、ミステリー要素もあり、ウィットに富んだジョークなどもあり…みんなが好きな要素が詰め込まれたドラマでありながら、今までの法廷ものとは違う、新しい風を吹かせられる予感がしています。
黒澤は謎めいた部分が多いですが、鋭い洞察力を持った男です。筋書きがないところに筋書きを作る、不可能を可能にするキャラクターなので、そこに説得力を持たせられたらいいな、と思います。また、謎多き存在であるだけではなく、回を重ねるごとにいろんな顔が徐々に見えてくるので、その人間らしさも同時に兼ね備えて演じていけたら、と思っています。
――本作への意気込み
ドラマはやはり、たくさんの人に見てもらい、楽しんでもらうために作るものだと思っています。「皆さんに喜んでもらいたい」という気持ちで、いい作品を届けられるようキャスト・スタッフ一丸となって頑張りますので、ぜひ楽しみにしていただけたら、と思います。
――志田未来さんとのご共演について
この作品が3回目の共演ということで、ご縁がある女優さんだなと思っています。今回は躍動感のある役を演じられるので、すごく楽しみです。志田さんが作る空気、そして僕が作る空気、それが混ざり合った時にどんな色になるのか? というのが、僕自身、今からとても楽しみですし、それを皆さんに見ていただくのが楽しみですね。
――視聴者の皆様へのメッセージ
面白いドラマです! 撮影は今からですが、作る僕たち自身が楽しみにしている作品なので、見てもらう皆さんにも楽しんでもらえる作品になる、と確信を持っています。ぜひ放送を楽しみにお待ちください。