石川界人&岡本信彦「声優とカネ」「声優と事務所」など業界の仕組みを語る“後輩におごるのは大事な習慣”<声優と夜あそび>
ゲストMCの岡本は、石川とはさまざまな作品で共演しているのに加え、かつて同じ事務所の先輩と後輩である旧知の仲だが、石川は岡本が登場して早々、なぜか「はじめまして。よろしくお願いします」とよそよそしくあいさつする。「はじめまして!?俺の記憶、どこいっちゃったんだろう」とさびしそうにつぶやき、「仲良いんですよ?仲良いの、わかってます?」と視聴者へ仲の良さを強調する岡本に、石川は、いたずらな笑顔で「ふたりきりで人前で話すって、“はじめまして”じゃないですか?」と訂正する。
その後も、石川のボケが炸裂し、息ぴったりなトークで関係性を見せつけたふたりは、オープニングから、笑いに包まれながら番組がスタートした。
■“声優と切っても切り離せないもの”
“声優と切っても切り離せないもの”について番組や、観覧に訪れた視聴者からの質問に答えていくトーク企画では、まずは、「声優とカネ」がテーマになり、「ふたりが考えるダサいお金の使い方は?」「20代前半の頃のお金の使い方は?」などの質問に答えていく。
そんななか、「今まで後輩におごった総額は?」では、石川が「俺、20万円です」と続けて、「人生の総額20万円ですよ?10年、声優やってきて、これだけ後輩いて、先輩にはたぶん何百万もおごってもらってる。それで20万しか後輩におごってない」と話し、「後輩がみんなビビりよる。あんま好かれとらん」「今のところ小林千晃だけですね。飲み、ごはんで話したことあるの」と自虐する石川に、スタジオは大きな笑いに包まれる。
一方、「それでいうと、(後輩に)まるでビビられん」となげいた岡本は、観念したように「もう言うよ!100万はぜんぜん超えてるよ!」とぶっちゃけると、石川も「そうですよね。俺だけでもけっこうですもんね」と納得の表情を見せる。岡本は「(先輩、後輩含め)誕生日会をやってたから、スパイラルが生まれるんです。自分が祝ってもらうと、祝ってくれた人、全員、祝おうとするので、そのなかの後輩だと、100万はいっちゃいますよね」と説明し、「どれくらいいったかも覚えてない」と話す。
その先輩と後輩の交流について、「声優業界だと後輩におごるっていうのは、大事な習慣としてある」と語った石川に、岡本も「僕も、安元洋貴さんとか杉田智和さんとか、いろんな方々におごられてきたので、感謝してますね」と先輩への感謝を送り、文化が継承されていることを語った。
■番組の後半は
また番組の後半は、「声優と事務所」がテーマになり、「マネージャーをやってみたい声優は?」では、ふたりが本気でマネジメントしたい声優や、マネージャーとの関係性を語ったり、「事務所に入るメリットは?」では、岡本が「新人がフリーでやってもむずかしい業界」と業界の仕組みを語ったりと、声優業界に身を置くふたりだからこそのトークをくり広げていった。
■延長生配信では
さらに、その後の延長生配信では、視聴者からの質問にダミーヘッドマイクに向かって答える「華麗に答えて!アガるアンサー」を行ったのに加えて、「声優とファン」というテーマトークでは、ファンとの関係性やエゴサーチなどについても語っていた。
■番組の終盤には
そして番組の終盤には、次回の「WEEKEND」の放送が6月10日(土)夜8:00であることと、石川の休養にともない、森久保祥太郎、仲村宗悟のふたりで行うことが発表された。