芳根京子“亜季”と重岡大毅“北脇”の前に新たな敵が登場 常盤貴子“高梨”の衝撃の過去が暴かれる<それってパクリじゃないですか?>
■楽しくてタメになる知財エンタメドラマ
同作は、芳根が演じるお人よしで情にもろい知財初心者の亜季と、ジャニーズWEST・重岡が演じる妥協ゼロの知財エリート上司・北脇が、知財に関するさまざまな問題に向き合いながら、仲間の汗と涙の結晶を守るために奮闘する“知的財産エンタメドラマ”。
■亜季と北脇の連携プレーによって形勢逆転
第7話では、又坂が弁理士になったきっかけが明かされた。それは、大学時代の先輩・中野が「太陽新社」という会社にだまされ、特許も研究の場も奪われたこと。弁理士となった又坂は、「太陽新社」と同じような手口を使う会社から、個人の発明家を守るために働き続けていたのだ。
その思いを知った亜季は、「今宮食品」が販売する青汁の製造方法に関する技術に着目。すると「今宮食品」が、営業休止中の「青山製薬堂」が特許を所有する技術を無断で使っていることが判明する。早速、亜季と又坂は「青山製薬堂」に向かうが、「青山製薬堂」は訴訟には後ろ向きな反応を示す。
そんな中、高梨の意向もあって月夜野が「今宮食品」に和解金を払うことが決定し、亜季と又坂は北脇と共に再び「今宮食品」の試飲会を訪れるのだが、亜季と又坂の素性に気付いた今宮(岩谷健司)と芹沢は、試飲会に来た2人をバックヤードに連行。同行していた五木(渡辺大知)も捕まり、北脇だけが会場に取り残されてしまう。
多勢に無勢のピンチの中、「今宮食品」が特許を悪用していることを糾弾する又坂。今宮と芹沢は余裕の表情だったが、「青山製薬堂」の特許を月夜野が買い取っていたため、一気に形勢が逆転する。
さらに、亜季と北脇の連携プレーで、今宮と又坂らのやり取りを会場に中継。だまされていたことを知った客が今宮らの元に押し寄せることとなり、「今宮食品」の問題は解決した。
一方、「今宮食品」の書類に混ざっていた「太陽新社」の古い資料に高梨の名を発見した又坂は動揺。そして裁判所から、特許権侵害についての訴訟を起こすという通知が月夜野に届く。
■亜季が信じる高梨は、敵か味方か――
第8話では、前回解決したはずだった月夜野の特許権侵害問題に新たな展開が。通称「009特許」を買い取った「総合発明企画」の芹沢が、月夜野に特許権侵害の訴訟を起こすと通達してくる。裁判を避けたければ、1億円の和解金を支払えという芹沢の要求に焦る亜季ら。
そんな中、芹沢によって高梨の過去が暴露される。高梨はかつて、特許を悪用して利益を得ようとする“パテントトロール(=特許の怪物)”である「太陽新社」の幹部に名を連ねていた。
和解金を払って月夜野と高梨を守るか、“パテントトロール”として暗躍する芹沢との直接対決を選ぶか。亜季と北脇は、問題解決の鍵となる「009特許」を無効にするための道を探る。しかし、又坂の学生時代の先輩・中野の発明を奪った過去を認めた高梨は、ある決意を固めていた。
亜季は、「高梨は人の発明を奪うような人間だったのか」と不安を抱きながらも、最善の結果を目指して奔走。そんな亜季の姿に背中を押されて、北脇と又坂も動き出す。
やがて、ライバル会社・ハッピースマイルの田所(田辺誠一)をも巻き込んだ、芹沢とのバトルが火ぶたを切る。