甘酸っぺぇ〜恋模様で視聴者をやきもきさせている、有村架純主演の連続テレビ小説「ひよっこ」(毎週月〜土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。

7月10日からの第15週は、みね子(有村)の最初の就職先である向島電機で共に働き、生活していた乙女たちの同窓会がすずふり亭で開かれたり、それ以来、みね子のもとに身を寄せた時子(佐久間由衣)らの後押しで、みね子が島谷(竹内涼真)と交際を始めるなど、新たな展開を迎えた。

本作のあらすじを全156回分毎週紹介する連載「ひよっこ通信」。今回は第16週『アイアイ傘とノック』の第91〜96回までの1週間をまとめて予習する。

ちなみに、“ひよっこ記者”的に第15週で注目した人物は、これまで取り上げていなかったのが不思議なくらいだが、みね子にとって初めての恋人・島谷を演じる竹内だ。

竹内といえば、この夏は某過保護な箱入り娘とのラブも気になるところだが、「ひよっこ」ではもう何なんだべこの人は!ってくらい、真っすぐな大学生を好演している。

周囲の人間に「好きなの?」と聞かれて「うん」と素直に語っちゃうあたりもおとこ前だが、みね子に優しくほほ笑みかけたり、穏やかにみね子の話を聞いたり、“身分違いの恋”にイジイジするみね子をきちんと叱ったり、こんなことされたらほれねえオナゴはいねえべ! 

時子とあかね荘の愉快な仲間たちに見守られながらの「月時計」での告白シーンは、何度リピートしてもニヤけてしまうど!

ただし、鈴子(宮本信子)たちが心配するようにこの時代的には身分違いの恋に違いなく、奥茨城が生んだ“ピュア娘”と島谷の恋は一筋縄ではいかねえべな。島谷が実家に帰って親御さんにどう話すのか、親御さんの反応はどうだったのか、気になっておちおちドライブにも出掛けられませんのう。

さてさて、第16週の「ひよっこ」は?

■ 第91〜96回/7月17日(月・祝)〜22日(土)放送

向島電機の元舎監・愛子(和久井映見)がみね子を訪ねてくる。そこで省吾(佐々木蔵之介)に出会い、クラッと倒れ込んでしまう愛子。「一目ぼれしちゃって」と本人の目の前で打ち明ける愛子に、すずふり亭の一同は驚く。

一方、三男(泉澤祐希)が働く安部米店には、兄・太郎(尾上寛之)と時子の兄・豊作(渋谷謙人)が奥茨城からやってくる。3人はすずふり亭を訪れると、みね子に「恋人はできたか?」と聞いて盛り上がる。

そんな折、帰省していた島谷が佐賀から戻ってくる。みね子は裏の広場で久々に会うが、地面に描かれた自分と島谷との相合い傘を見つけて焦る。ついウキウキして描いてしまったものを消し忘れていたのだ。気付かれないよう必死で隠そうとするが…。

卒業論文を書くため、しばらく部屋にこもるという島谷。隣同士の2人は、壁をノックする回数で気持ちを伝える“秘密の合図”を決める。お互いにノックして一緒にランチをしたり、炊事場で会ったりと、みね子は初めての恋を存分に楽しんでいた。

しかし由香(島崎遥香)は、島谷が父・赳夫(北見敏之)と喫茶店にいるところに偶然居合わせ、深刻な話を聞いてしまう。

■ ひよっこ記者の裏ネタ

今回はこちらも島谷役の竹内ネタで。竹内といえば、2014-15年に放送された「仮面ライダードライブ」(テレビ朝日系)で主人公・泊進ノ介(仮面ライダードライブ)を演じ、子供から奥さま方まで、幅広い層を味方に付けた正統派爽やかイケメン。

その直後「下町ロケット」(2015年、TBS系)、「スミカスミレ 45歳若返った女」(2016年、テレビ朝日系)と立て続けに民放連続ドラマでレギュラーに抜てきされ、以来映画にドラマに引っ張りだこの活躍ぶり。

幼少期から大学に入るまでサッカーに明け暮れ、東京ヴェルディユースに所属していたという竹内。筋骨隆々で長身の彼は「衣装も古着が多いんですけど、なかなかサイズが合わなくて。衣装さんに申し訳ないなって(笑)」と、1960年代に溶け込むのに苦労するほど、抜群のスタイルを誇る。

サッカーをきっぱりとやめてから役者の道に進み、かねてより目標としていた「朝ドラ出演」を達成した今、次に目指しているのは「国民的俳優と言われること」だそう。

「それからアジアにも活動範囲を広げていきたいです。中国や韓国の映画が今勢いがあると思うので、日本の俳優として、アジアでちゃんと通用できるようになりたいですね」と、一段とスケールの大きな舞台へと走り出した竹内は、まだまだトマリそうにねえべな。