水戸ご当地アイドル(仮)が7月25日、茨城・つくば市のイーアスつくばで行われた「愛踊祭2017 関東Bエリア代表決定戦」に出場。

'15年以来となる決勝大会出場を懸けて、テーマパークガール、KOTO、des ailes89(ディゼル)、松山あおい、渡良瀬橋43との戦いに挑んだ。

'16年末からメンバー4人が卒業・脱退したため、現在は3人で活動している水戸ご当地アイドル(仮)。新曲「魁」で勝負に出たものの、今回も決勝大会の出場権獲得は叶わず。2年連続で、「エリア代表決定戦」で涙をのむことになった。

戦いを終えた水戸ご当地アイドル(仮)のメンバー・ゆりりん、あやや、うめの3人を直撃。今回のイベントを振り返りつつ、今後について語ってもらった。

■ うめ「ファンの方がいるから、ここまで来られました」

――残念な結果になってしまいましたが、今の心境をお聞かせいただけますか?

ゆりりん:私自身は3回目の「愛踊祭」で、1回目にエリア代表に選ばれて、2回目はエリア代表決定戦で3位っていう結果だったので、今年は2位になろうとか…もちろんエリア代表になりたいんですけど、去年の順位を超えようというのを目標にしてたんですけど…。

やっぱりメンバーが変わって、いろいろ苦労する事もある中、私たちなりに結構、努力をしてきたつもりだったんですけど、それが叶わなかったっていうことは、やっぱり努力不足だったのかなっていうのも感じました。

でも、成長した部分があるよって言ってくださった審査員の方もいらっしゃって、その良い部分はどんどん伸ばしていって、悪い部分はもっと改善していけたらいいなって。自分を見詰め直すキッカケになりました。

あやや:私は、初めて「愛踊祭」に参加させていただきました。学生をやりながらアイドルもやってっていう、大変な状況ではあったんですけど、今までやってきて、こういうステージにも立てて、そしてこのメンバーですごい楽しく、素敵なライブができたのかなって思っています。

審査員の方からは「こうした方がいいよ」っていうアドバイスを頂いたんですが、自分も気にしている部分だったので、改めて直さないといけないんだなって。逆に、褒めていただいた点もあって、そこはもっと頑張ろうって思いました。

今までは先輩方がいて、引っ張ってきてもらっていて、自分たちは甘えていた部分があったんですけど、その先輩たちが卒業して、今は私たち3人しかいない状況で「どうすればいいんだろう?」っていうところから始まり、「フラットな関係でいこう」っていうことで、意見を言い合ったり、動画を撮って動きの1つ1つを微調整したり、前よりミーティングをする機会が増えました。

メンバー同士で接する機会が増えて、話し合いながらここまで来られて、その結果は3位以内にも入れなくて、特別賞も頂けなかったんですけど、それでもここまで来られたのはすごいいい事だと思うし、選ばれなかったとしても、みんなの心に残るライブができたのかなって思います。

うめ:人数が減って、ファンが減っちゃうんじゃないかなっていう不安とか、3人じゃパワーが足りないんじゃないのかなとか、いろんな不安がある状態で臨んだんですけど、ファンの方はどこまでもついてきてくれて…。

茨城とはいえ何時間と掛かる距離がある中、お仕事があるのに休んでまで来てくれて、悔しいかもしれないけど「悔しい」っていう言葉を言ってしまったら、ファンの方に失礼だと思うので。

ファンの方がいるからここまで来られたし、決勝大会への切符は貰えなかったけど、私たちにはファンの方がついているんだっていうことを改めて感じられました。ファンを大切にっていう気持ちを自分たちも確認できたので、優勝はできなかったけど、そういう点では3人で臨んで良かったのかなって思いました。

■ あやや「気持ち的には初挑戦!」

――3人になってから、こういう大会は今回が2回目だと思いますが、前回のステージから成長できたと思う部分はありますか?

あやや:その時と今回では、歌う曲がガラッと変わっているので、気持ち的には初挑戦という感じでした。

新曲の「魁」は7月頭に発表したばかりで、自分たちもまだまだ表現の仕方や歌い方、見せ方ですごい悩んでいる部分もあって、まだ完全ではなかったんですけど、完全に近づけられるように練習してきて。あと、課題曲があったので、難しいステップとか、微妙な動きとか、それぞれ癖があるので、ギリギリまで1つ1つの動作を揃えていました。

うめ:3人になると1人1人が目立って、間違えているところも分かっちゃうので、前回は振りを合わせるのに苦戦しました。

でも、今回練習してきた中で「揃えよう!」って言わなくても揃うようになってきて、それは1つの成長なのかなって。メンバー同士が信用し合えているから振りも合う、そういうところでは成長できたのかなって思いました。

■ 新曲「魁」について、ゆりりん「特徴的な歌詞に注目して、聞いてください」

――その発表したばかりの新曲「魁」ですが、どんな曲なのか教えていただけますか?

ゆりりん:「水戸は天下の魁」って言われていて、その意味も込めて「魁」っていうタイトルになったんですけど、歌詞も力強い言葉がすごい多いです。「天下統一を水戸がしてやるぞ!」っていう歌詞が取り入れられた曲になっているのかなって思ってます。

――お薦めのポイントは、どんなところでしょうか?

うめ:アイドルさんって言葉が可愛らしかったり、表現力が可愛らしかったり、歌詞が可愛らしかったりってすると思うんですけど、「魁」に関しては全部漢字というか、調べて初めて意味が分かる曲。「すごい深いのかな?」というところがポイントなんですかね??

あやや:ですね。歌詞が他のアイドルさんとは、ちょっと違っていて。やっぱり水戸は水戸黄門様が有名なので、黄門様をイメージして、昔の言葉が結構多いんですよ。「勧善懲悪」なんかは普段使わないし、こうやって歌詞を見てみると、自分たちも改めて考えさせられる部分もあるので。

最初のところとか、ちょっと戦国時代っぽい音が入っていたりするんですよ。そういう雰囲気ごと楽しんでいただけたら、いいなって思いますね。

ゆりりん:普段使わない言葉が詰め込まれていると思います。人に向かって「お主」なんて、私は絶対に使わないと思うんですよ。難しい言葉が、1カ所だけじゃなくて、Aメロからサビまで全部に詰め込まれているので、そんな特徴的な歌詞に注目して、聞いていただけたらなって思います。

あやや:最後に土下座があります。印籠を出すんですよ。そこが土下座ポイントになっているんですけど、私たちのデビュー曲「NEBAPPE☆MITOPPO」とか、土下座する曲がいくつかあって、この曲でも土下座が取り入れられているので、ぜひライブを見に来てくだった方は、この「魁」でも土下座していただけたらなと思います。

■ 次の大会に向けて、あやや「次こそは水戸に優勝を持ち帰りたい!」

――'17年の「愛踊祭」はこれで終わってしまいましたが、まだまだ夏のイベントは続きますね。

ゆりりん:私たち水戸ご当地アイドル(仮)って、メンバーの卒業や加入など、変化が激しいグループなんですけど、今の3人でしか作れない水戸ご当地アイドル(仮)っていう物が、今日の「愛踊祭」で出した他にももっとたくさんあると思ってます。

それを次のイベントや大会までに、話し合い重ねながら見つけていって、ちょっとずつでもステージでのパフォーマンスで出していけたらいいなと思います。

あやや:審査員の方から頂いたアドバイスを思い出して、悪かった部分を直せるように、メンバーで高め合いつつ、磨いていけたらなと思います。ゆりりんは褒めていただいていたので、そこをもっともっと頑張ってもらいたいなという思いもあります。

そして、私たちでしかできない表現の仕方だけではなく、茨城県の魅力をどういうふうに伝えていけるのかっていう勉強も、たくさんしていきたいと思いました。それに、この夏は次の大会が最後になるので、次こそは水戸に優勝を持ち帰りたいなと思います!

うめ:メンバーミーティングを開いて、話し合いはしっかりできたつもりだったんですけど、「何を元に頑張ったらいいのか?」「何が正解なのか?」「どうしたら上手くいくのか?」っていう出口が、どうしても見えないなって思っていたんですけど、審査員の皆さんが細かくアドバイスしてくださったので、未来が見えたというか、まだ頑張れるんだなっていう出口が見えた気がしました。

今日頂いた言葉を大切にして、ファンの方にも今度こそはちゃんと恩返しができるようにしたいなって思っています。

■ ゆりりん「『水戸黄門まつり』で、ステージとはちょっと違った私たちも見てください!」

――では、最後に近々の大きなイベント「水戸黄門まつり」についても話しておきますか。

うめ:8月4日(金)、5日(土)、6日(日)に「水戸黄門まつり」があります。4日は花火大会なのでパフォーマンスはお休みなんですけど、残り2日は水戸ご当地アイドル(仮)もステージがたくさんあるので、ぜひ来ていただいて、見ていただきたいなと思います。

ゆりりん:ステージでのパフォーマンスだけじゃなく、パレードにも出させていただくので、ステージとはちょっと違った私たちも見ていただけたらなって思います。

――水戸の美味しい物を食べながら、見てもらいたいですね。

ゆりりん:そうですね。

うめ:たくさん屋台もあるので。最高の夏ですね!