俳優の窪田正孝が7月29日、人間を食べて生きる怪人“喰種”と、彼らを取り締まる喰種対策局CCGの戦いを描いた主演作「東京喰種トーキョーグール」公開初日舞台あいさつに登壇。「ダークな部分や人間の暗い部分をむき出しにしてエンターテインメントという形で描いているのですが、メッセージの中に裏の裏があるので、二度三度、見ていただけたらうれしいです」と、作品をアピールした。

世界累計発行部数3000万を超える人気コミックの実写映画化で、公開前から話題を呼んでいた本作。早朝の開映後、窪田らキャスト・監督一同が舞台あいさつに登壇した。窪田は「まだ実感はないですが、皆さんにお届けする日がきたのだなと思うと、一人一人に感想を聞きたいぐらいです」と万感の思いを打ち明ける。

それもそのはず、窪田は昨年6月に本作の主演が決まった一報が流れた際、「たくさんの原作ファンの方の意見、思いがあると強く受け止めています。石田スイ先生の(窪田への)メッセージも読ませていただきました。ありがた過ぎるお言葉に気持ちが救われました。ただ実際は自分もビビっているのが本音です」と、ファンの多い作品ということもあって、やや恐縮気味のコメントをしていた。

それでも先日のジャパンプレミアで「この映画をぜひ皆さんの手で、世界に羽ばたく作品にしてもらえたらと思います」と自信たっぷりに語っており、29日にいよいよ公開を迎え、表情もその自信をさらに深めたようだった。

今回、人の姿をしながら人を喰らう怪人・喰種と人間の闘いを描く本作にちなみ、登壇キャストで“「東京喰種」愛”を懸けたクイズバトルが実施され、窪田は、村井國夫、桜田ひより、白石隼也の「喰種チーム」に参加。

鈴木伸之、大泉洋、小笠原海、萩原健太郎監督の「人間チーム」と作品にまつわる問題でクイズ対決に挑んだ。

第1問は「喫茶店『あんていく』の店長、芳村がいれるお薦めコーヒーの名前は?」という質問に、両チームとも「あんていくブレンド」と正解。窪田は、村井と撮影前に2人でコーヒーをいれる練習をしていたことを明かした。

そして、第2問は「カネキとリゼが好きな小説家の名前は?」に、こちらも両チームとも「高槻泉」と正解する。第3問は「草場が亜門にお薦めするうどん屋のメニューは?」というもので、これに窪田が「うどんだったかな? そばだったかな? 丼もの? ステーキ?」と相手チームを惑わすように思いを巡らせ、「海老天そば」という答えをひねり出す。

一方、「人間チーム」は「海老天セット」。しかし、正解は「海老天うどん」と両チーム不正解だった。

接戦を繰り広げる中、最終問題で「真戸の奥さんの名前は?」という難問が。これは大泉擁する「人間チーム」が有利ということもあって、人間チームが正解を出し、窪田ら「喰種チーム」は不正解になってしまい、1ポイント差で人間チームがクイズ対決で勝利を収めた。

また、イベントも佳境になり、キャストにサプライズのプレゼントが贈られた。先日のジャパンプレミアでは、原作者・石田スイ先生が描き下ろした「窪田をモデルにしたカネキのイラスト」が登場し、窪田も「すごい! 感謝の言葉しかないですね」と語っていたが、今回は公開を祝うべく、石田先生が窪田以外の登壇キャスト全員分のイラストを用意するという、“大盤振る舞い”。

これには、一同も「うれしい! すごい! かっこいい!」とそれぞれ熱狂し、大泉に至っては「僕死んだらコレ確実にお葬式に使いますよ!」と興奮気味に感想を語っていた。

最後に、世界公開を迎えた本作について「日本だけでなく世界に届けていただければと思います」と、窪田がメッセージを送った。