菊池風磨主演のドラマ『ゼイチョー〜「払えない」にはワケがある〜』(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系/Huluにて配信)が現在放送中。同作は、2016年から2017年にかけて「BE・LOVE」(講談社)で連載された慎結による「ゼイチョー!〜納税課第三収納係〜」を原作にした、魂揺さぶる“ヒューマンエンターテインメントドラマ”。税金滞納者の“お金と心”に寄り添う徴税吏員(ちょうぜいりいん)の姿を描く。

■徴税吏員が税金滞納者の“お金と心”に寄り添う

菊池演じる、ノリが軽く脱力系だが仕事のスキルは超一流の饗庭蒼一郎(あいばそういちろう)は、市役所納税課で徴税吏員として働く公務員。税金滞納者の経済状況を把握して自宅を訪問し、時に財産を差し押さえ、税金を納めてもらうように促す“税金の取り立て屋”的存在だ。そのバディで新人職員の百目鬼華子(どうめきはなこ)を山田杏奈が演じている。

■山田杏奈、初の社会人役に意欲「リアルな年代感も生かせたら」

山田:お芝居で社会人の役をやらせていただくのが初めてで…。

菊池:ええー!!

山田:実年齢的にも今の新卒の方と同世代、華子とも同世代なので、リアルな年代感も生かせたら。

菊池:そうなのか。確かに、制服を着てる…学生のイメージだ。山田杏奈ウォッチャーとしては、初の社会人役、楽しみ。

――2人の初共演は「書けないッ!?〜脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活〜」(2021年、テレビ朝日系)。菊池は大学生、山田は高校生の役だった。

菊池:百目鬼ちゃんは芯が強く、自分の正義もあって。意志もはっきりしてるし。一方、饗庭は“この人ホントに仕事、できるの!?”ってところがあるから(笑)。百目鬼ちゃんは饗庭にぶつかってくるし、怒りもする。…僕は、怒られたいな!って思ってます(笑)。

山田:えっ、そこに着地するんですか(笑)。

菊池:着地はここだよね〜やっぱり。前に共演したときもそんな感じか。

山田:あ〜、そうですね。

菊池:「書けないッ!?―」のときに、杏奈ちゃんに強く言われたのが心地よくて(笑)。また違った関係性で怒ってもらえるなんて!

山田:それはそれですごいプレッシャーですね(笑)。

菊池:アハハハハ(笑)。

山田:お話を聞いて、考えていたお芝居のプランがリセットされました。華子にとって饗庭さんは直属の先輩ですが、その背中を見て、“何でこうしないの!?”とカリカリしちゃう部分は確かにあります。でも、口にはしないけど実はすごくよく考えているのが饗庭さん。結果的には全てを回収して着地させるところがすてきだと思います。饗庭さんに付いていきます!


■菊池風磨、山田杏奈からの褒め言葉に「さりげないフォロー、頑張りたい!」

――饗庭は仕事のスキルは超一流。そして、さりげない優しさも。

菊池:そうなんです。仕事仲間としてさりげないフォローが一番モテると思うんですよねっ。まぁ、百目鬼ちゃんと今のところ、そういう甘い感じはないですけど(笑)。でも杏奈ちゃんは本当に頼もしい方で。年下って感じもしなければ、後輩って感じもなく。関係性がバディと聞いたときは安心感がありました。

山田:安心感を裏切らないように頑張ります(笑)。

菊池:そんな杏奈ちゃんのためなら僕何でもします。おいしいもの、差し入れ…たくさんごちそうしようと思います。

山田:楽しみです。本当にただいてくださるだけで安心感があるというか。漠然と、菊池さんなら何とかしてくれるって思ってます。

菊池:それはうれしいね。そういう褒め言葉が一番うれしい。饗庭としてだけじゃなく、現場でもさりげないフォロー、頑張りたい!

山田:頼りにしてます。

菊池:杏奈ちゃんは10代の頃からちゃんと周りが見えていて気遣いもできる方だったから。僕も共演者として信頼しているし。杏奈ちゃんから学ばせていただきますよ。

取材・文=堀江純子