型破りなアウトロー弁護士・結希凛子(篠原涼子)と生真面目な超エリート弁護士・一条怜(山崎育三郎)がバトルとラブストーリーを繰り広げるドラマ「ハイエナ」(テレ東系ほか)が、いよいよ12月8日に最終回を迎える。本作で、一条が勤める法律事務所の新人弁護士・谷原樹を演じている八木勇征にインタビューを実施した。

■やったことのないことばかりなのでワクワクしています

何事にも真っすぐなタイプなのですが、その気持ちが強過ぎるが故に、自分の思ったことがすぐに言葉で出ちゃうなどピュアさも見え隠れしていて…。そういったピュアさがコメディータッチに映っていたらいいなと思い、監督といろいろ話させていただきました。

――弁護士役は初挑戦となる八木。

グループのメンバーにも「弁護士役!?」とは言われましたね。やっぱり弁護士って堅いイメージがあるので、僕にできるの?みたいな印象があったようで(笑)。撮影していて、用語の難しさは感じています。使ったことのない言葉がたくさん出てくる上、人の名前も多くて…。

この間も、セリフの読み方を間違えて覚えていて、リハーサルで指摘していただいたなんてこともありました。でも、やったことのないことばかりなのでワクワクしています。

■ご本人から聞ける言葉は重みもあり、かなり刺激になりました

――ゲスト出演者が多いのも本作の魅力の一つ。第4話(11/10放送)では悩みを抱えたピアニスト役として事務所の先輩である片寄涼太が登場した。

役とマッチしていて等身大の涼太さんに近かったのかもしれません。ピアノを弾いている涼太さんを見ていると、本当にピアニストのコンサートに行ったような感覚になりました。

お芝居の現場でご一緒するのは初めてで、最初は慣れなかったのですが、撮影の合間にいろいろなお話をさせていただき楽しかったです。お芝居とアーティスト業を並行してやられていることについてご本人から聞ける言葉は重みもあり、かなり刺激になりました。

■大人の余裕を感じる現場なので、すごく新鮮です

――2023年は「美しい彼(シーズン2)」(TBSほか)や「ホスト相続しちゃいました」(フジテレビ系)など、俳優としての仕事も多かった。

お芝居の仕事はめちゃくちゃ楽しんでいます。よく「仕事が忙しくてインプットする時間ないでしょ」と言われるのですが、僕にとっては全部インプットの時間。表現に関してもかなり通ずるものが多いんですよ。

芝居のときに大事になる、セリフの読み方や声色、表情なども、ミュージックビデオを撮るときにかなり生かせますし、これまで以上に歌詞の読み方が変わったと思います。

例えば、切ないラブソングで「さようなら」という歌詞があったとして、ただ悲しいだけなのか、楽しいこともあったよと感謝しつつなのか…。曲調だけではなく、歌詞の奥にある状況についてイメージを膨らませられるようになりました。

そして、実際のレコーディングでも、それに合わせた声が出せるように少しずつなってきたというか…。お芝居の仕事を経験することで、自分の引き出しも増えてきています。

――「ドラマの現場でキャストと話すことも刺激になる」とのこと。

育(三郎)さんは歌とピアノがすごくお上手で、合間に音楽についていろいろお話をさせてもらっています。これまでの同世代が多いドラマと違って大人の余裕を感じる現場なので、すごく新鮮です。

――ドラマもいよいよ後半戦。

凛子さんと一条さんが対立を続けるのか、協力するのか…。いろいろ考察できる作品なので、今後の展開を予想しながら見てください!

取材・文=玉置晴子