鬼才とも呼べる芸術性で、ダンスエンターテインメントを生み出すキテレツメンタルワールド・東京ゲゲゲイが、新作MV「ゲゲゲイの鬼太郎」を公開した。MVが公開されるなり、Twiiterでは“ゲゲゲイの鬼太郎”がトレンドワードとして上がり、YouTubeでは急上昇ランキング入りするなど、ダンス業界をこえて大きな反響を集めている。

今作は東京ゲゲゲイの人気ダンスネタ「ゲゲゲイの鬼太郎」を、改めてMVに仕上げたもので、原作「ゲゲゲの鬼太郎」の版権を管理する水木プロ公認の映像作品。メンバーがそれぞれ、鬼太郎、猫娘、ねずみ男、子泣き爺、砂かけ婆の原作主要キャラクターに扮し、昭和初期を思わせる学校の校舎で、歌い踊る内容になっている。

東京ゲゲゲイ特有のキレキレのダンス、エグい音ハメ、メンバーの強烈な個性で、公開初日からダンスファンの絶賛コメントが相次ぐ中、初めて東京ゲゲゲイのダンスを見たというリスナーが、衝撃を受け何回もリピートをする現象が起こっているようだ。

ブレイクのキッカケとなる“DANCE@HERO JAPAN”で、過去最高得点で優勝した東京ゲゲゲイ。常に圧倒的なダンスエンターテインメントで、観るものの度肝を抜いてきたが、今作もダンス界唯一無二といえるダンス映像で、多くのリスナーを「ゲゲゲイの鬼太郎」の世界にいざなうだろう。

■ ゲゲゲの鬼太郎キャラクターを演じる“東京ゲゲゲイ”のメンバー

Dance Factでは、より「ゲゲゲイの鬼太郎」を楽しんでもらえるように、ゲゲゲの鬼太郎キャラクターを演じた、東京ゲゲゲイのメンバーを紹介しよう。

鬼太郎を演じたのは、東京ゲゲゲイの代表・MIKEY。東京ゲゲゲイ唯一の男性で、普段は女装して作品に出ることが多いが、今作では男の格好で出演。その姿はどこか妖艶で、MIKEY特有のダンスと相まって、画面に引き込まれそうな踊りを見せている。

MIKEYといえば、東京☆キッズというダンスチームで活動していたが、在籍していたメンバーが超豪華なのはご存じだろうか。s**t kingzのshojiとkazuki、RADIO FISHのShow-hey、きゃりーぱみゅぱみゅの振付師として有名なMAIKOが在籍していたチームだ。メンバー全員がダンサーとして第一線で活躍する中、MIKEYは独自の世界観を生み出す演出力と振付力で、舞台や映像作品を生み出している。

猫娘を演じたのは、MARIE。ダンサーだけでなくヨガのインストラクターとしても活動中。原作の猫娘のような少女らしい元気な感じではなく、セクシーで大人な猫娘を歌とダンスで表現。急に豹変して襲い掛かってくる姿は、猫の攻撃的な部分が出ていて、今作のミステリアスな世界観を演出するのに一役買っている。キレのあるダンスが特徴の東京ゲゲゲイであるが、MARIEのしなやかな体から生まれるダンスムーブは注目したい要素のひとつだ。

ねずみ男を演じたのは、YUYU。ONE OK ROCKの「The Way Back」の振付をしたことでも、注目を集めたダンサーだ。ポップダンスを得意としていて、今作も立て続けにヒットを打ち、ポッピンのムーブを繋げている。ポッピン特有の音ハメは、ダンスを知らないリスナーにも目に見えて分かりやすいすごさなので、YUYUのねずみ男は印象に残りやすい。

砂かけ婆を演じたのは、Miku。東京ゲゲゲイの最年少で、MIKEYも認めるダンススキルの持ち主だ。砂かけ婆を演じているが、婆とは思えないパワフルさとクレイジーな踊りを見せているのが印象的。ダンススキルだけでなく表情やリップシンクを使った表現も逸脱していて、これでまだ20歳だというのだから、今後が楽しみなダンサーだ。

子泣き爺を演じたのは、BOW。坊主頭とワガママボディーがトレードマークで、痙攣をおこしているようなクレイジーなダンスが特徴。もはや個性の塊と言っていい存在だ。こんなキレのある子泣き爺は初めて見るというくらい激しいダンスをしているが、1番すごいのは顔の表情。顔サーの域を超えてもはや狂気の類までいっている。表現者として天才的なものを持つダンサーだ。

ちなみに、冬の野外ライブで東京ゲゲゲイがパフォーマンスをすると、BOWの坊主頭から湯気が出てくるという現象を見ることができる。それだけ東京ゲゲゲイのパフォーマンスは激しいのだ。

ダンスイベントでパフォーマンスをすれば、熱狂的な歓声を集める東京ゲゲゲイ。その狂信的ともいえる影響力は、映像作品にも反映されているようだ。そして、ダンスチームがMVを作って、ダンスファンだけでなく多くのリスナーを巻き込む流れを作るムーブメントは、新たなダンスの可能性を切り開いている。東京ゲゲゲイを見れば、なにかインスピレーションをもらえるかもしれない。要チェックしたいMVだ!