
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、自身のSNSにコミックエッセイを投稿している如月あいさんの『コスプレするとうつ病が治る?』だ。
同作は、如月さんがうつ病とコスプレの関係について、精神科医に尋ねた様子が描かれた一作。以前X(旧Twitter)にポストされると、多くの人の関心を集めて2.9万もの「いいね」が寄せられている。そこで作者である如月さんに、同作を描いたきっかけについて話を伺った
■内向的な人ほど表現活動をする傾向に?

ある日、如月さんは知り合いのコスプレイヤーに、うつ病と闘っている人が多いことに気づく。過去にうつ病が発症した経験がある如月さんは、通院先の担当医に疑問に至った経緯を伝え、さらに「コスプレとうつ病って関係あるんですか?」と質問したところ、「表現活動になるからでしょうね」との返答が。
先生いわく、内向的な人はうつ病になりやすい傾向にあり、さらに、そういった人は言葉ではなく表現活動を通して社会と繋がる傾向にあるとのこと。さらに「社会と繋がる表現ツールとしてコスプレをしているのではないでしょうか?」と続けた。
先生の回答に納得した如月さんは、さらに疑問が湧いて、「やっぱり患者さんは表現活動している方が多いんですか?」と尋ね…。如月さんと先生のやり取りに、読者からは「先生の言葉に納得」「表現活動の大切さを実感した」など様々な反響が上がっていた。
■まだまだ「うつ病」に対する認知が足りないと感じる作者・如月あいさん

――うつ病に関した作品を創作するようになったきっかけや理由があればお教えください。
2年前にうつ病と診断されて、仕事や生きがいを失ってしまいまして、「うつ病の自分だからできることはないか」「誰かの役に立ちたい」と思ったのがきっかけで、うつ病の作品を描くようになりました。
あと、うつ病は自分が想像していたよりもずっと重く怖い病気で、まだ世間の認知が足りないと感じました。もっと「うつ病の真実」を世間に広めないといけないという使命感のようなものもあり、毎週うつ病エッセイを発信しております。
――『コスプレをするとうつ病が治る?』を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
「うつ病」という重いテーマを扱うので、なるべく暗くなりすぎないよう、ポップで明るい作品にしようと常に心がけております。「コスプレの楽しさが伝わればいいな」という想いを込めて描きました。
――作中で見識を述べている先生は、どのような経緯で知り合った方なのでしょうか?
私がうつ病で通院しているメンタルクリニックの主治医です。私のどんな質問にも答えてくれる、とても面白くて優しい先生です。
――今後の展望や目標をお教えください。
まだまた日本では、うつ病の正しい知識が浅く乏しいと感じています。もっと世間にうつ病の知識を広めるべく、これからは動画なども作って、活動範囲を広げていきたいと思っております。いつかは商業誌での出版、アニメ化なども実現させたいです。
――読者へメッセージをお願いします。
毎週うつ病エッセイを読んでくださるみなさま、本当にありがとうございます!いいねやコメントなど大変励みになっております。これからも、うつ病の自分をリアルに楽しく伝えていけたらと思っておりますので、応援のほどよろしくお願いいたします。うつ病エッセイ『うつ日記』の1巻が電子書籍などで発売中ですので、興味のある方はぜひ読んでみてください!


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