ちゃんみな
ちゃんみな / 撮影=諸井純二

BE:FIRSTやMAZZELなどの一流アーティストが所属するレーベル・BMSGと、ラッパーでシンガーのちゃんみながタッグを組み、まったく新しい形のガールズグループを誕生させるオーディション番組「No No Girls」(YouTube、完全版はHuluにて配信中)。本記事では、5次審査合宿の様子が描かれた第9&第10話の内容と見どころを紹介していく。

■身長、体重、年齢不問…“No”を突き付けられたガールズたちをちゃんみながプロデュース

ちゃんみながプロデューサーを務めるガールズグループオーディション「No No Girls」。「身長、体重、年齢はいりません。ただ、あなたの声と人生を見せてください」という前代未聞のメッセージから始まった本プロジェクトには、日本やアメリカなど世界から7000通を超える応募が集まった。

ちゃんみなは、自身の見た目や声に“No”を突き付けられ、ガールズグループとしてデビューできなかった過去を持つ。本プロジェクトでは書類審査や対面審査を通過した30人の候補者が集結。彼女たちもちゃんみなのように、他人から、あるいは自分自身に“No”を突き付けてきた。“才能を殺さないために”というBMSGのビジョンのもと、彼女たちを世界で活躍できるガールズグループへと導いていく過程が描かれる。

■足並みが揃わず苦戦するAチーム

4次審査を通過した14人の候補生が“7人×2チーム”に分けられ、プロ同様の衣装やメイクを施しステージに挑む“疑似プロ審査”のための5次審査合宿がスタートした。披露するのはちゃんみなが作った曲をプロの振付師が作った振り付けでパフォーマンスする課題曲「Tiger」。そして、「No No Girls」のテーマソング「NG」にオリジナルの歌詞と振りを付けてパフォーマンスをおこなうクリエイティブ曲の計2曲だ。

第9話では、KOKO、KOKONA、SAYAKA、CHIKA、FUMINO、MOMOKA、YURIが所属するAチームに密着。ちゃんみなによるメッセージ性の高い曲「NG」に、オリジナルのメロディーと歌詞を作らなければならず、その難易度の高さに候補生たちは苦戦する。そんな中Aチームの歌詞のテーマは、オーディションを通して自らの殻を破り、自信をつけていった候補生たちの想いから“自信”に決まった。

順調に歌詞作りに取り組む候補生たちだが、YURIはなかなか歌詞が決まらず「チームに貢献できていない」と自信を失う場面も。そんな時彼女に寄り添ったのは候補生のMOMOKA。完璧主義なYURIに「時には適当も大切だよ」と優しく声をかける。

YURIは4次審査でちゃんみなから“表情の硬さが気になる”と指摘を受けていた。さらにボーカルレッスンで講師から「残念でしたね。聴いている途中で飽きました」と酷評を受けるシーンも。感情を表に出すのが苦手で、つい単調な表現になってしまうYURIは本番で殻を破ることができるのか――。

また、パフォーマンス面でチームを引っ張るKOKOとCHIKAも苦戦。それぞれ得意分野は異なり、「誰かと一緒に作る方が難しいなって感じました」「“ちょっと嫌なのかな”っていう探り合いはありました」と、始めは探り合っている様子だった2人。コーチも「KOKOとCHIKAがどれだけまとめられるかが大事」と発言しており、実際に2チーム合同レッスンではBチームとの差が浮き彫りになってしまう。まとまりがあるBチームに比べ、個々のアピールを重視するAチームのメンバーは、「グループで踊ってるのに1人みたい」「暗い?Aチームって」と評価を受けるのだった。

Aチームのメンバーらも、和気あいあいとしたBチームの雰囲気を感じ取ったのか、チーム内で話し合いをおこなうことに。「言いたいことがあったら全体に言う」など、チーム内の意思統一を図り、Aチーム全員で再度練習に励んでいった。実力揃いのメンバーが集まっているからこそ“自己アピール”も重要だが、課題はあくまでもチームで挑まなければいけない。そのため同話では、チームワークを高めようと必死に奮闘するAチームの姿が見どころとなっている。

ちゃんみな
ちゃんみな / 撮影=諸井純二

■“完璧主義”な候補生が初めて見せる涙…

第10話では、KOHARU、KOKOA、NAOKO、JISOO、JEWEL、MAHINA、MOMOが所属するBチームに密着。テーマを“強い女”に決めたBチームは、各々がテーマに沿ったフレーズを持ち寄りながら歌詞を決めていく。しかしMOMOは「チームのテーマと自分自身が合っていない気がする」と悩む。メンバーに頼らず一人で歌詞を考えたいMOMOだったが、コーチからは「メンバーにさらけ出して自分の殻を破った方が良い」とアドバイスを受ける。

そんなMOMOを心配し、MAHINAやKOHARUがサポートをしながらなんとか歌詞が完成。しかし、完成した歌詞をちゃんみなに披露した際、「歌詞の意味が伝わらない」と指摘を受けてしまう。実はMOMO自身は今まで歌詞から逃げており、自分でも納得いくものが完成しなかった。そのため今回のちゃんみなの言葉に対し「指摘してもらって正解」と前向きに向き合うMOMO。無理をして歌詞を仕上げた彼女が、ちゃんみなの言葉でどこかホッとしたような表情を見せるシーンは非常に印象的だ。

そして、ここまで高評価を得ていた韓国人候補生のJISOOが、初めて弱みを見せたのもトピックの一つ。レコーディングで自分の声に納得がいかず涙を流し、ちゃんみなもここまで我慢を続けてきたことを見抜いて「泣くのを我慢したら身体に良くないよ」と寄り添う。理想の声に近づきたい完璧主義なJISOOに対し、「違う自分にならなきゃと思うのは違うからね」と歌い直しを提案され、もう一度挑戦を決めるJISOO。

10名もいる候補生ひとり一人の特性や内面をきちんと見つめ、候補生にとってベストなタイミングでそっと寄り添うちゃんみなは、まさに敏腕プロデューサーそのものだ。初めて悔し涙を流し、ちゃんみなに自分自身をさらけ出したJISOOの成長にも注目したい。

人生をかけて挑む女の子たちのリアルな姿を追った「No No Girls」は、BMSG公式YouTubeチャンネルにて配信中。また動画配信サービス・Huluでは、本編未公開シーンを含めた“完全版”を全話見放題配信中。