『おやすみ、またね。ましろくん。』より
『おやすみ、またね。ましろくん。』より / (C)カトウロカ/ブライト出版

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、雑誌「B.Pilz」にて連載中の漫画、『おやすみ、またね。ましろくん。』(ブライト出版刊)を紹介する。作者のカトウロカさんが、4月25日に「大盛り上がりの体育祭で、王子で人気者な恋人のために頑張るけなげ系地味男子」と添えてX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、9000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、カトウロカさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

■借り物競争で思わぬお題に固まってしまう少年
『おやすみ、またね。ましろくん。』より
『おやすみ、またね。ましろくん。』より / (C)カトウロカ/ブライト出版


赤組が優勢となった体育祭でおこなわれる次の競技は、借り物競争。走ることが得意ではない真白は、借り物競争ならばと第1走者としてレーンに着いた。ところが、そこで彼が手に取ったお題は「好きな人」。

お題を見るなり固まってしまった真白は、大勢の前で「好きな人」を表明することをためらってしまう。悩みながら、“棄権したとしても理解してくれる…”と想い人のことを考える真白。しかしそう分かっていながらも嘘をつきたくない彼は、好きな相手・理人のもとへと走っていき…。

この借り物競争のひと幕を読んだ人たちからは、「“好き”には嘘つけないよね」「めちゃくちゃ背中押したくなる」「こんなにがんばれって思ったことない」「笑顔がいいよ笑顔が」など、多くのコメントが寄せられている。

■“とにかく読んでてハッピーに”をテーマに描かれた明るい物語
『おやすみ、またね。ましろくん。』より
『おやすみ、またね。ましろくん。』より / (C)カトウロカ/ブライト出版


――本作のお話の発想の源はどこだったのでしょうか?

とにかく読んでてハッピーになる青春もの描きたい×童話が好きなので今回は白雪姫をテーマに考えて生まれたお話でした。

あんまり頭使わずに疲れた時にも読める明るい話にしたいなと思って、さらに「青春」なので学生ものに。


――本作では、借り物競争を軸にして展開された物語が非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。

他人との交流が得意ではない真白が、理人と付き合うことによって徐々に変わっていくところを見ていただきたいです。

借り物競争ではその変化が一番出たシーンだと思います。


――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

1話のラストと、14話の「真白くん性欲薄そうじゃん…?」→「…僕だって男子高校生ですけど」です!

1話のラストはキラキラ感とほんのりダークな童話感が出せたんじゃないかなとお気に入りです。

14話のやりとりはずっと使いたくて体育祭編描く前からメモってました。

真白が意外な返答して理人だけでなく読者さんも理人と同じ反応してくれたらいいなと思ってたのですが、いただいた感想読む限り大成功で満足です!

真白も普通の男の子なんだよという…。


――ストーリーを考えるうえで気をつけていることや意識していることなどについてお教えください。

理人の真白に対する強火具合と、他では王子というバランスは意識して描いてます。

気を抜くと王子感消えてポンコツになってしまうので…!

それとあまり真白がうじうじして女々しくならないように。

読んでてストレスが溜まらない、読んだらハッピーになる!は1話から続けて気を付けてます。


――カトウロカさんの作品は、引き込まれるような美しさを感じます。作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか?

ありがとうございます…!

どんなに時間なくて〆切やばくても妥協だけはしたくないので、満足いくまで描くとかでしょうか…。

その時の自分の感覚なのですでに1巻とか描き直したいとこがたくさんあるんですが、あれが当時の自分の限界ではあったなと思えるくらいには頑張ってます…!


――今後の展望や目標をお教えください。

いただいたお仕事は全部お受けしたいなと(限度はあると思いますが)。

あとまだ読んだことない方にも届くようSNSの更新とか宣伝まめにしたいです…。


――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!

自分の好きなものを好きに楽しく描かせてもらってますが、その作品が誰かの癒しや楽しみになってたら幸せです。

引き続きそんな作品が描けるように頑張りますのでよろしくお願いします!

まだ見ぬ読者さんにもこのインタビューきっかけで知っていただけると嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

そしてWEBザ・テレビジョン様、このような貴重な機会をいただきありがとうございました。