りんご娘が12月26日(火)、12年ぶりとなる2ndアルバム『RINGOSTARS』をリリースする。

本作は、1stアルバム『青森林檎』以来となるアルバムで、「Ringo star」や、オリコン週間インディーズシングルで初のトップ10入りを果たした「アメノチヒカリ」など、シングル6曲と新曲を収録。

さらに、長く親しまれてきた「だびょん」や「JONKARA」、「トレイン」のリミックスバージョンなど、17年にわたるりんご娘の歴史が垣間見える、新旧織り交ぜた作品となっている。

今回、リリースに加え、12月25日(月)の東京・HMV&BOOKS SHIBUYAでのリリースイベントを控えた、とき、王林、ジョナゴールド、彩香にインタビュー。アルバムへの思いなどを語ってもらった。

■ 12年ぶりのアルバム『RINGOSTARS』に懸ける思い

――12年ぶりのアルバムということですが、どんな作品かを教えていただけますか。

王林:りんご娘っていうグループにとって、今回のアルバムが12年ぶりで、ずっとファンの方からも「アルバム、出してほしい」っていう声を頂いていたり、私たちもアルバムを出したいって思っていて、とてもありがたいと思いました。私自身、聞いた時にすごいビックリしたくらい、りんご娘にとってアルバムって大きなものなので。たくさんの方の応援があって「Ringo star」「アメノチヒカリ」と続けてシングルを出して、オリコンでトップ10に入れたりして、そして今回のアルバムリリースになったので、たくさんの方の手に届けばいいなって思います。

――色んな方が、制作に参加されているんですよね。

とき:そうなんです! 多田慎也さんや、あべこうじさん(コージィニアス)、そして今回は矢野顕子さんの楽曲も手掛けているAZUMA HITOMIさんに「トレイン」をリミックスしてもらって。他にも、新しい曲を作っていただいたりとか、名前のある方々の曲がビッシリと詰まっています。

――いい曲ばかり!ということですね。

とき:そうですね!

――12年ぶりということで、皆さん個人個人にとっては初のアルバムになりますが、最初にリリースを聞いた時はどう思われましたか?

ジョナゴールド:とにかく、本当にビックリしました!「愛踊祭」優勝をキッカケに色んな事を体験させてもらってたので、この4人で出したいなっていう気持ちは、それぞれにあったと思うんですけど、まさかここまで実現できるとは自分たちでも思ってなかったので。嬉しい反面、ファンの方も期待してるところなので、プレッシャーはありますけど、その期待に応えられるようなアルバムになっていると思います。

彩香:12年ぶりっていうことですが、私は12年前だと4歳なんです。この12年間、そしてりんご娘が始まってからの17年間、たくさんの先輩方が歴史を繋いできてくれてるんだなっていうのを、アルバムを出すよって言われた時に、改めて感じることができましたね。あとは、アーティスト写真、ジャケット写真も今までのイメージとはガラッと変わって、ちょっと格好いい感じになってるんですけど、その進化したりんご娘というか、新しくなったりんご娘を、たくさんの方に見ていただきたいなって思います。

とき:嬉しい気持ちの反面、CDが売れなくなってきてる時代だから「本当に売れるのかな?」っていう(笑)、心配というか不安な気持ちも正直あったんですけど…。やっぱり、アルバムを出すっていうのは、りんご娘の歴史の中に残る出来事でもあるので、この4人で出せるっていうことがすごく嬉しかったです。

王林:12年ぶりっていうことで、アルバムが作られるっていう事実自体が受け止められないくらい、りんご娘にとってすごい珍しい事なんですよ。そして、この4人のタイミングで出せるっていうことがすごく嬉しくて。「Ringo star」「アメノチヒカリ」ってリリースさせていただいてますけど、昔からある「だびょん」や「トレイン」もこの4人で形に残せるのがすごく嬉しいです。CDが売れない時代になってるかもしれないですけど(笑)。今のりんご娘と、生まれたてのりんご娘では、活動する意味は変わってないんですけど、見た目的な部分ですごい変わって、全然違うグループになってて、それが今回の曲にも表れてると思います。皆さんに、今のりんご娘を味わってもらえるCDになっていると思うので、聞いてほしいです。

――グループとして12年ぶりということで、プレッシャーもありますか?

王林:あまりマイナスな方には考えなかったですけど、りんご娘は活動期間が長いので、同じメンバーで長くやっていた時代もあって。人によってはりんご娘がその時で止まってる方もいると思うので、「この4人でどこまでいけるんだろうな?」っていうチャレンジはずっとしてきました。「愛踊祭」もそうですけど、「この4人のりんご娘で、行ける所まで行たい!」っていう気持ちがあったので、プレッシャーっていうより、1つのステップだなって感じました。

■ りんご娘、それぞれのお気に入り曲

――皆さんのお気に入りの曲と、聞きどころを教えてください。

とき:やっぱり「Ringo star」がお気に入りというか、私は結構自分の声をCDで聞くのが恥ずかしくて、あまり聞いてなかったんです。でも、「Ringo star」を出してからは聞く機会があって、前奏のところから曲に入りやすいというか、世界観に入りやすい感じだったり、口ずさんでしまったりとかは「Ringo star」が初めてで、歌ってて楽しいなって。今までの曲が楽しくないとか、そういうわけじゃないんですけど(笑)、テレずに聞けるし、熱唱してしまうのが大好きなポイントです。

――これを機に、過去の自分の歌声も聞くようになったんですね。

とき:はい、聞くようになりましたね。

彩香:私は「好きみたい」が好きです。ときさんと王林さんの2人で歌っている時から個人的にすごく好きだったんですけど、地元感あふれる曲が多いりんご娘の中でも、なかなかない可愛らしい曲で、さらにときさん、王林さんだけじゃなくて、私とジョナゴールドの2人の声も入った4人で、このアルバムに入れられたっていうことが嬉しかったので、お気に入りです。

王林:「My Dearest」っていう曲で、この曲はAZUMAさんが初めて私たちに作ってくださいました。日本語にすると「私の最愛」っていう意味で、「自分の中で大切な人たち」っていう、どんな人にも共通するような内容の歌詞になっていて、私はときに感じるものがあります。“最愛”っていうよりも…最愛ではありますけど(笑)。2番の歌詞は「辛い事があっても、気付いてあげるよ」「1人で悩まないで」とか、「ケンカもしたけど、今はそれ以上だよね」っていう歌詞があって、みんな家族とか周りの人とかと多分ケンカすると思うし、「そういう事があって、今があるの」とか「今まで以上に、すごく強い絆」があると思うんですよ。このりんご娘4人でも、ケンカっていうか、意見のぶつかり合いがとかもあったので、メンバーに対しての私の気持ちでもあるなって、歌詞を見て思ったので、すごく気持ちを込めて歌ってしまいます。

ジョナゴールド:私のお気に入りは、このアルバムでリミックスされた「トレイン」です。先輩方や、ときさんと王林さんも歌い継いできて曲を今回、その「My Dearest」を作ってくださったAZUMAさんにリミックスしていただいて、全くガラッと変わった違うサウンドになっています。イントロはすごい静かに入るんですけど、終わる頃には踊り出したくなるような、ノリノリな感じになっていて、ライブではサウンドも振り付けも楽しんでいただけるんじゃないかなって思います。

――今の4人での歌を形にして残せるっていうのは、結構大きいですか?

王林:そうですね。やっぱり、「Ringo star」までも長かったので。4人で歌ったCDが欲しいっていうのはずっと思ってましたし、社長の「なかなか、天から降りない」っていうフレーズも聞き飽きましたし(笑)。だから、「Ringo star」だけでも私たちにとってはすごい嬉しかったんですけど、今回アルバムっていうことで、やっぱり違うじゃないですか!? シングルとはまた違った大きい事なので、すごい嬉しいですね。

――「Ringo star」から「アメノチヒカリ」、そしてアルバム『RINGOSTARS』と全て1年間での出来事ですね。

王林:そう考えると、1年でこんなに曲を出せるってビックリですね。シングルもアルバムも出せるっていうのは、応援してくださる方がいるからこそだなって本当に思います。

【りんご娘、「青森県からスターが出たぞ!」って言ってもらえるように頑張る2018年!? へ続く。同記事は12月25日(月)朝5時配信予定】(ザテレビジョン)