北海道テレビ(HTB)は、テレビ局を舞台にしたコミック「チャンネルはそのまま!」を「踊る大捜査線」の本広克行総監督と「水曜どうでしょう」の藤村忠寿・嬉野雅道ディレクターの強力タッグで連続ドラマ化(2019年3月放送予定)することを発表した。

2018年1月に開局50周年を迎えた北海道テレビが、周年を機に特別企画として全従業員から企画募集を行ったところ、コミック「チャンネルはそのまま!」の実写化の要望が多かったことから始まる。同コミックは、「動物のお医者さん」「おたんこナース」などを手掛けた札幌在住の漫画家・佐々木倫子原作で、札幌のローカルテレビ局を舞台に、不思議なパワーを持つ新入社員を主人公に、それに振り回される同期や周囲のテレビマンたちを描く痛快コメディー。単行本全6巻は、シリーズ累計発行部数100万部を突破し、「ローカルテレビ事情がリアルすぎる」と大人気になった話題作。

連載当初から、北海道テレビが全面協力し、現役の報道記者やディレクターはもちろんのこと、普段はあまり注目されることのない編成、営業、技術の担当者までもが自分の体験談や北海道のテレビ事情について作者の取材を受けていた。現在の北海道テレビ社屋(2018年9月に新社屋へ移転)を使っての撮影を予定しており、モデルとなったテレビ局がそのまま実写化でも使われることになる。

今回のドラマで一番の注目は「踊る大捜査線」シリーズをはじめ、映画「亜人」「曇天に笑う」など、企業や警察から時代物までを巧みな演出、大胆な映像技術で描き出す本広克行監督を総監督に迎え、ローカル局のウイークポイントを逆手にとって日本のバラエティー番組を変えたといわれる「水曜どうでしょう」の名物ディレクター藤村忠寿と嬉野雅道が強力タッグを組むことになる。お互いの持ち味を生かしながらのドラマ作りは一体どんな化学反応をもたらすのか注目だ。

ドラマ化にあたって本広総監督は「HTBの開局50周年企画のドラマを絶対に面白い番組、いや作品にしてみせます!!」と熱く語る。また、監督をつとめる藤村忠寿は「テッペンを狙えるスタッフと最良のキャストを集めました。やってやります!」と意気込み、プロデューサーとして参加する嬉野雅道も「テレビとは、テレビマンとはどうあるべきか。おこがましくも地方局がそのことを考えようというのである。本広監督!出番ですよ!」とコメントしている。

2019年3月に北海道テレビで放送予定だが、北海道テレビの放送前にNetflixで先行独占配信を行う。キャストなどは、随時発表予定という事なので今後の情報にも注目したい。(ザテレビジョン)