いよいよ7月19日(木)夜9時より、綾野剛が主演を務めるドラマ「ハゲタカ」(毎週木曜夜9:00-9:54※初回は夜9:00-10:09、テレビ朝日系)がスタートする。

本作は外資系投資ファンドの代表を務める鷲津(綾野)が、不良債権を抱えた大銀行や経営不振の名門企業の買収を仕掛けていくダークヒーローの物語。原作となった真山仁の同名小説で描かれた1990年代の物語に加え、ドラマオリジナルストーリーとして、現代を舞台にしたエピソードも展開する。

■ ラブコールの末の登板!

脚本を担当するのは古家和尚。2004年のフジテレビヤングシナリオ大賞受賞以来、フジテレビ系ドラマを中心に活動してきた実力派だが、近年では他局でのヒット作も多数。「LIAR GAME」(2007年、フジテレビ系)などの緻密な構成に定評があり、社会派作品では綾野剛も出演した「S ‐最後の警官‐」(2014年、TBS系)などを手掛けている。

「古家さんには、一昨年からラブコールを送っていました」と話す中川慎子プロデューサー。「今年に入って『ハゲタカ』の企画が着地し、企業ドラマという木ドラではやったことのないジャンルだったこともあり、是非この機会に、とお願いしました」とオファーの経緯を明かす。

そうして出来上がった台本は、やはり自信作となった様子。「古家さんは原作をリスペクトし、私たちが原作を読んで面白いと思った部分を、余すところなく脚本にしてくれています。古家さんの脚本の魅力は、キャラクターたちの機微を丁寧に救い上げる繊細なところ。それが人間ドラマとして見ごたえにつながり、視聴者を引き込んでいくエネルギーを感じます」と熱く語る。

■ 原作者が手掛けた“オリジナル”!?

本作では現代を舞台にした、オリジナルストーリーも展開する。だが、この部分、実は原作者である真山仁が原案を作っているという。中川Pは「真山先生にご相談したら、原案を作っていただけることになりました。(古家とは)そこから、“ドラマだったらどうしていこうか”と一緒に考えていきました」と話す。「1997年という20年近く前の時代から始まる物語ですが、その熱気やリアリティーが2018年の私たちにも響くものを目指しています!」。

■ 第1話のあらすじは?

時は1997年。バブル崩壊後、末期的な危機に陥った日本の金融業界。銀行もまた膨大な不良債権を抱え、生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされていた。

そんな中、大手銀行のひとつである三葉銀行は、回収困難な不良債権を投資会社に一括でまとめ売りする“バルクセール”を実施。日本初となるこの試みを担うこととなった三葉銀行・資産流動化開発室の室長・芝野健夫(渡部篤郎)は、その席で外資系投資ファンド「ホライズンジャパン・パートナーズ」の代表・鷲津政彦(綾野剛)と対面する。

■ ここにも注目!

終始緊張感が漂う硬派なドラマ…かと思いきや、中川Pは見どころの一つとして鷲津が芝野と対面するシーンを挙げる。「他のシーンでは激しく熱狂的な鷲津が、このシーンでは相手側がホッとしてしまうような、柔和な表情を見せます。撮影現場で見ていて、『鷲津もこんな表情をするんだ』と発見でした」と振り返る。綾野の行き届いた芝居にも注目だ。(ザテレビジョン)