6人組ガールズグループ・東京パフォーマンスドール(通称:TPD)が、新体制になって初めて行ってきたライブシリーズ「渋谷 LIVE CIRCUIT」も、いよいよ3月17日(日)の東京・渋谷ストリームホールでのファイナル公演を残すのみ。

毎回個性豊かな6人の美女たちのパフォーマンスに感動し、癒やされ、時に翻弄(ほんろう)されてきたWEBザテレビジョンTPD班は、ファイナル直前にリーダー・高嶋菜七に緊急インタビューを実施した。

2018年7月13日の第1回公演を皮切りにほぼ毎月行われてきたこの熱いワンマンライブを高嶋に振り返ってもらい、リーダーから見た5人の成長ぶりや自身の変化、そしてファイナルの意気込みはもちろん、新年度に控える新たな舞台への抱負も語ってもらった。

ライターも前のめり気味になって盛り上がり過ぎたため(?)前・後編に分けてたっぷりと公開する。

■ まずは「SLC」を振り返る

――2018年7月から始まった「渋谷 LIVE CIRCUIT」(以下:SLC)シリーズも、いよいよ明日3月17日でファイナルですね。

本番を終えて、次の(ワンマンの)リハーサルといったサイクルが、この何カ月間か続いていました。今までのライブシリーズは演出にこだわったり、早着替えをやってみたり、目まぐるしいエンターテインメントな感じだったんですけど、6人体制になって初めてのライブシリーズということもあって、今の私たちだからこそできることをやっていきたいなと。

メンバー3人が卒業してからも、それまでに披露してきた先代TPD曲、ユニット“ぐーちょきぱー”曲、自分たちのオリジナル曲を封印するのではなく継承するために、6人バージョンの振付や歌い分けを身に付けて披露していったり、2018年の11月にリリースした最新アルバム『Hey, Girls!』の曲を含めて毎月、毎月新しい曲や姿を披露してきました。

私的には今までのTPDとは全然違う“かわいいTPD”も見せられたんじゃないかなと思っています。

――毎回、ノンストップで歌とダンスを披露していましたけど、体力的にキツイなと思ったことはありましたか?

毎月のようにライブを重ねてきたからなのか、自然と体力が付いてきましたね。そういう意味では、体力が付いてきたなと思わせてくれるライブシリーズでもありましたね。

それと、これまではがむしゃらに踊り続けることしかできなかったんですけど、「ここで見せ方を緩やかにしよう」とか、「ここは激しさを出していこう」と緩急を作れるようになった気がします。かわいさと格好いいところを場面によって変えることを大事にしていました。

――先ほど、本番が終わったら次のリハーサルという話が出ましたけど、ライブに向けての過ごし方に変化は?

今回のライブシリーズの前までは、毎日2時間ぐらいずつレッスンやリハーサルがあったんです。

休みがないのが当たり前でした。でも、SLCシリーズの途中あたりから効率がよくなったんです。

――効率?

あ、効率というか…、短期集中!(笑) メンバーも短い時間で集中した方が頑張れるタイプが多くて。ダラダラやっていると集中力が途切れてしまうんですよ。それだったら、何ていうか「ギャッ!」と…。

――ギャッと?(笑)

ギュッ!と(笑)、短い時間で集中してやった方がいいねってメンバーとも話してマネジャーさんに相談したら、本番の10日前ぐらいからリハーサルが始まるスケジュールになりました。

短くなった分、レッスンに取り組む姿勢が変わったような気がします。みんな集中してやっていました。個人活動も増えて来てスケジュールが合わないメンバーも出てきたりしていましたからね。

――SLCで印象に残っている公演は?

どれも思い入れがありますけど、1月14日は1日2公演だったんです。1部は新しいファンの皆さんを呼び込むためのビギナー入門編ライブで、2部が新年最初のSLC。やっぱり、2公演は大変だなと思いました。久しぶりだったこともありますけど、かなり体力を消耗しました。

――新規のファンの方に向けてのライブは、どんな雰囲気だったんですか?

最初はノリ方も分からないから、ずっと見入っている感じだったんですけど、コアなファンの方たちがリードしてくださったんです。

いつも以上にノっていたというか、すごく盛り上がっていて。新しい人たちを引っ張っていこうという感じが伝わってきてうれしかったです。とても印象に残る公演になりました。

■ リーダーが思うメンバーの変化

――SLCを続けていく中で、ファンの方の熱量にも変化が?

ライブが始まる前にファンの方たちが会場を温めてくれるので、いつもありがたいなと思っています。

回を重ねるごとにSLCの趣旨やテーマを理解してくださって、2月のバレンタインライブの時も客席から「○○ちゃ〜ん!」って叫ぶ声がたくさん聞こえてきて、メンバーたちと「叫ばれてんで」なんて言いながら喜んでいました(笑)。今まで以上にファンの皆さんとの距離が縮まったライブシリーズでもありました。

――ここからはリーダーから見たメンバーの変化についても聞いていきたいんですけど、まずはじょにー(上西星来)さんから!

星来は、歌がどんどん良くなっているんですよ。ソロ曲の「恋」も、歌えば歌うほど味が出てきたなって感じています。

――結構、キーが高い曲ですよね?

すごく高いと思います。でも、星来の声もどんどん伸びるようになってきて。リハーサルで聴いていてもそう思うので、いつも「今日の良かったよ」って直接本人に伝えています。

――続いては、いさき(櫻井紗季)さん!

ユニット“ぐーちょきぱー”の(曲をやる)時のいさきは、何ていうかたくましく見えるんです。さすが“本家”って感じで。

――見ていても、伸び伸び感が伝わってきますね。

やっぱり分かります?(笑) そうなんですよ、いさきがユニットコーナーでハジケてくれるから、その後にしっとりとした曲を歌うとメリハリがあっていいなと思います。これからも、もっともっとハジケてほしいですね。

――朝の顔・お浜さん(浜崎香帆)の変化は?

香帆にはMCで助けられているなって思っています。結成当初はしゃべれるメンバーがいなくて、関西人の私がみんなよりちょっと多くしゃべっていただけ。

まぁ、単純におしゃべりが好きなだけなんですけど(笑)。でも、今は香帆が率先してトークを回してくれたりするので、すごくうれしいです。

私はガヤが好きなので、誰かがしゃべっている横でツッコんだりしているのが楽しい。そういう意味でも香帆がMCとしてみんなをまとめてくれるのは本当にありがたいです。

ライブ中のあおりとかも積極的にやってくれて会場を盛り上げてくれますし。

――さて、何かと存在感が大きいことでおなじみの…脇あかりさんは?

また、去年の座談会を思い出しそうですけど(笑)、あかりはキャラが濃くなってますよね。もともとパフォーマンス力が高くて、それがさらにパワーアップしているような気がします。

グループ内ユニット・赤の流星では女性らしい星来との対比で男の子っぽい役割を担当していますけど、TPDでのあかりは女の子。「キミはボーイフレンド」の時のあかりは、めっちゃ女の子じゃないですか? そのギャップをファンの皆さんにも楽しんでいただけたらうれしいです。

あかり自身、ギャップ女子ですから。メンバーの中でも一番マメやし、女子力高い子なんで(笑)。

――そして、先日20歳になった橘二葉さんは?

二葉もMC力がアップしたんですよ。勝手にしゃべるようになってきました(笑)。

今までは、私たちが「二葉は?」って振らないとトークに入ってこなかったのに最近は「あ、それなぁ〜」って、いい具合に割り込んでくる(笑)。

――確かに、そういう場面を何度も見ましたね。

そうなんですよ。二葉の言うことって、何も考えていないから面白いんです。

――いい意味で自由ということ?(笑)

自由です(笑)。パッと出てくる言葉に思わず笑っちゃうんです。二葉は末っ子で愛されキャラっていうのもあって、ファンの皆さんも温かく見守ってくださるんですよ。そこが得なところなのかなって(笑)。

二葉には、これからも何も考えずにトークを楽しんでほしいです。(ザテレビジョン・取材・文=月山武桜/構成=蒼野星流)