6人組ガールズグループ・東京パフォーマンスドール(通称:TPD)が、新体制になって初めて行ってきたライブシリーズ「渋谷 LIVE CIRCUIT」も、いよいよ3月17日(日)の東京・渋谷ストリームホールでのファイナル公演を残すのみ。

毎回個性豊かな6人の美女たちのパフォーマンスに感動し、癒やされ、時に翻弄(ほんろう)されてきたWEBザテレビジョンTPD班は、ファイナル直前にリーダー・高嶋菜七に緊急インタビューを実施した。

インタビュー後編では、リーダーに熱い思いや今後の“野望”について語ってもらった。

■ 高嶋菜七の変化

――インタビュー前編では“リーダー”としてメンバーの変化について語っていただきましたけど、菜七さん自身が変わったなと思うところは?

私は決してダンスが得意ではないんです。だから、しっかりと踊れるメンバーに付いていけたらいいかなと思っていた時期もあったんですけど、最近一人で踊る機会が少しずつ増えてきて。

そこから、ちょっとずつダンスに対する意識も変わってきたんです。「あ、頑張ったら踊れるんや」って思うようになってきました。

「TRICK U」「Shapeless」「Hey, Girls!」などの振り付けでお世話になっているMADORi先生からも「菜七は踊れるんだから、自信を持って踊って」と言っていただいて、たくさんアドバイスなどを頂きました。

一つ一つの動きを丁寧に教わりながら“ダンス熱”に火がついたと言いますか、私がもっとダンスを頑張ったらグループももっともっと上に行けるんじゃないかなって。SLCを続けていくうちに、ダンスを楽しいと思えるようになりました。

――菜七さんはダイナミックなので、後ろで踊っていても目立ちますよね(笑)。

でも、スタッフさんから「菜七は(後ろに)立っているだけで主張が強い!」って言われたんですよ(笑)。

――自覚はないんですか?(笑)

ないです!(笑) それに結成当初の話なんですけど、ある先生に言われたことがあるんですよ。

当時は9人だったので、センターポジションにいきたいという思いがすごく強くて…。一曲一曲フォーメーションが発表されるんですけど、実は誰が次のセンターなのかって、ライバル視してるところがあったんです。

今でこそTPDはみんな仲良しのイメージがあると思うんですけど、当時はフォーメーションが発表されるときのバチバチ感とドキドキ感がすごくて…。

自分が後ろだったらすごく悔しいですし、センターじゃなかったから悔しくて誰ともしゃべりたくなくて、一人で帰ったこともありました。

センターになったら顔には出さないけど心の中では「ヨッシャー!」ってなりますし、反対に他のメンバーから「あいつがセンターかよ…」って視線を感じることもあったんです。

――それは意外です…。それで、先生に言われたことというのは?

私がある曲でセンターをもらえなくて、ダンスレッスンの時に決して力を抜いているつもりはなかったんですけど、バックだからって力を抜いて踊っているように見えたらしいんです。

そうしたら先生に「後ろの時こそ強く踊りなさい。じゃないとダサいよ!」って言われて、ハッとしました。

むしろ「後ろだからこそ目立て!」という感じで言っていただいたので、今はしゃかりきに踊っているだけなんですけど、それが悪目立ちしちゃっているんですかね(笑)。

――いやいや、菜七さんはどこにいても目立つ、根っからのセンタータイプなんですよ!(笑) 

ありがとうございます。“センターが映える女”って書いといてください(笑)。 

■ 私は褒められて伸びるタイプ(笑)

――センターといえば、歌に関してはいかがですか?

歌はもともと大好きなんです。ありがたいことに歌割もたくさん頂いて、昔に比べると歌いやすくなったのかなと。ただ、聴いている方たちにどんなふうに響いているのか。

これはちょっと自分では分からないので、特典会などでファンの皆さんから「菜七ちゃん、歌うまくなったね」って言ってもらえると、「あぁ、少しは成長してるんかな」って感じます。

――ファンの方たちからの“生の声”は貴重ですよね。

本当にありがたいですし「良かったよ」っていう声が一番うれしい! 私は褒められて伸びるタイプなので(笑)。怒られたらシュンってなって、やる気が一つずつ減っていっちゃう(笑)。

――さて、いよいよSLCのファイナルが開催されます。あらためて意気込みをお願いします!

結成当初から応援してくださっているコアなファンの方たちにはとても感謝していますし、SLCを通して私たちの存在を知って好きになってくださった方もいらっしゃるので、皆さんに楽しんでいただけたらなと。

熱い声援は私たちに確実に届いていますし、皆さんの声や思いが歌やダンスを頑張れる糧にもなっています。3月17日のライブでは、少しずつ成長している新体制TPDの団結力だったり、一つ一つのパフォーマンスだったりに表れる自信を見ていただける“総集成”に…。

――勉強不足ですみません。“総集成”って…?

あっ“総集成”じゃない、う〜ん…集大成?(笑) そう、集大成をお見せしたいです。絶対楽しい時間にします!

――セットリストも楽しみです。

私たちのアイデアも入っていたりして、今までやってきたことを一気に披露する感じ。

内容がかなり濃いので、ファンの皆さんにはおなかいっぱいになって帰っていただきたいです! 

――そして4月、6月とライブがあり、また新年度も新たな活動が始まります!

去年から一人一人がどんどん大きくなっていこうと、メンバーたちとのミーティングでも話していました。舞台、モデル、バラエティーなど、それぞれのジャンルでみんなの個性がもっともっと強くなって、全員が集まった時に大きな力になるということを目指して頑張ってきたんです。

それが徐々にではありますけど、形になっているんじゃないかなって。このメンバーをきっかけに、TPDを知りましたっていうファンの方たちが増えてきました。

――個々の活動が増えることでTPDの認知度もアップしているということですね。

いろんなジャンルで活動しているメンバーたちが新しくファンになってくれた人たちを連れてきて、もっとTPDを大きくしていけたらなと。

2019年も個性を磨くということは変わらずに、それぞれの夢、TPDの夢に向かって頑張っていけたらいいなと思っています。

■ 有名になりたい!

――リーダー自身の個人的な野望は?

有名になりたい! っていう野望は昔から変わりません(笑)。それプラス、今は演技をしている時がとても楽しいんです。違う人を演じていると自分じゃないみたいで面白い。お芝居は、もっともっと強化していきたいジャンルです。

――菜七さんといえば、やっぱりトークも魅力の一つ。

個人的にラジオが大好きなんです。ずっとしゃべっていられますよ(笑)。話すことで自分を出せるからいいなって。将来は“しゃべれる女優さん”になりたい!

――しゃべって、演じて、さらに歌も抜群にうまい女優さんですね。

まさに、先代TPDの篠原涼子さんがそうですよね。TPDでの経験を生かしながら、ジャンルにとらわれない、篠原さんのようなステキな女優さんになれるよう頑張ります。

――ちなみに、ボーカリストとして現在の課題を挙げるとしたら?

ソロではずっと激しいタイプの曲が多かったので「be alright...」のようなバラードっぽい曲は新鮮でした。優しい声は声量が落ちちゃうんじゃないかっていう心配があって、今でも難しいなって思っています。

優しい曲も声量を落とさず情感をもって歌えるようになれるような歌い方を覚えていきたいです。(ザテレビジョン・取材・文=月山武桜/構成=蒼野星流)