夏の名物チャリティー特番「24時間テレビ42 愛は地球を救う」(8月24日夜6:30-25日夜8:54、日本テレビ系)では、24日夜9:00ごろに北海道胆振東部地震への復興の願いを込めたスペシャルアイスショー「羽生結弦と松任谷由実が共演 被災地・北海道に春よ、来い」を放送した。

今年の24時間テレビはメインパーソナリティーを6年ぶり5回目となる嵐が、チャリティーパーソナリティーを浅田真央が務める。また、会場は番組初となる東京・両国の国技館を使用。

テーマは「人と人 〜ともに新たな時代へ〜」。令和初の「24時間テレビ」は、人と人のつながりを通じて「手を取り合って新しい時代を作っていこう」「様々な人が手を取り合う時代にしていこう」というメッセージを発信する。

6月下旬、羽生選手が会いに行ったのは北海道・厚真町で町の名産・ハスカップを栽培している山口善紀さん。厚真町は2018年のハスカップの生産量日本一である一方、畑の一角には土嚢(どのう)が積み上げられていた。地震で裏山が崩れ、元に戻るには約10年かかるという。

そして、羽生選手は作業場を見学、ハスカップのスムージーを味わった。

一方、松任谷が訪ねたのは町民吹奏楽団の練習場。今回のアイスショーで冒頭演奏をする厚真町民吹奏楽団の皆さんだが、指揮者をしていた松下一彦さんが地震で土砂崩れに遭い、息子と共に帰らぬ人となった。

大黒柱であり、ムードメーカーだった松下さんを失った楽団は活動を休止。一時は、解散も考えたという。

しかし、「松下さんならきっと地震で被害を受けたが、そんな時こそ頑張るのが町の楽団の使命と言ったはず…」という思いで、震災から約3カ月後に地元の保育施設のクリスマス会で活動を再開。子どもたちの笑顔を糧に活動を継続することを決めた。

■ 夢の共演が実現

アイスショーには、山口さんをはじめ被災地・厚真町の皆さん約400人が招待された。

楽団による演奏から始まり、ピアニスト・清塚信也のアレンジと演奏による「春よ、来い」で松任谷が歌う中、羽生選手が華麗な滑りを披露した。

「この曲で被災地の皆さんの心に、春を届けたい」と語っていた羽生選手は、ショーの後に「春が来るようにと思って滑ることができました。ありがとうございます」と話した。(ザテレビジョン)