10月19日(土)からスタートするドラマ「少年寅次郎」(毎週土曜夜9:00-9:50、NHK総合)の取材会が9月2日に東京都内で行われ、主演を務める井上真央が出席した。

国民的映画「男はつらいよ」シリーズの主人公・車寅次郎の少年時代を描く本作は、ドラマ・映画シリーズで監督を務めた山田洋次による原作「悪童 小説寅次郎の告白」を映像化したもの。

寅次郎の出生の秘密から戦争を挟んだ“悪ガキ”時代、そして妹のさくらに見送られて葛飾柴又から旅立つ14歳までを描く。

寅次郎の育ての母・光子を演じる井上は「私も本当に子どもの頃から見ていた映画で大好きな作品の一つでした。セットを見た時に寅さんの世界にこういう形で関われるんだなと思ってすごく感動しましたね」と出演の喜びを語る。

また、映画「男はつらいよ」シリーズで寅次郎の実家のモデルとなった高木屋の主人にも会ったといい、「合間に(映画で寅次郎を演じた)『渥美清さんはここで休まれていたんだよ』とかいろんなお話をしてくださいました」とエピソードを明かす。

自身が演じる光子については「原作にしか出てこないので、いくらでも演じようがあるんですよね。優しいお母さんという部分を持ち合わせながら、何があっても動じない強さもある。シーンによってはどちらに寄った方がいいんだろうと、難しく感じることもありました」と苦労もあった様子。

しかし、「渥美さんの自伝に少しだけご自分のお母さまのことが書かれていて、山田先生が『ぜひ参考に』と言ってくださったんです。そこに『優しいお母さん。ただそれだけでなく、常に覚悟を持って生きている』というようなことが書かれていたので、その部分はしっかり持って演じたいと思いました」と役作りのヒントを得たことを明かした。(ザテレビジョン)