時代的専門チャンネルオリジナル特撮アクション時代劇「BLACKFOX: Age of the Ninja」(配信中)が12月1日に第29回映画祭TAMA CINEMA FORUMにて東京で初めて上映され、主演を務めた新進アクション女優・山本千尋が舞台あいさつに立った。

「ウルトラマンジード」(テレビ東京)のヒロイン・鳥羽ライハ役で知られる山本は、実は2008年と2012年の2度、世界ジュニア武術選手権大会で金メダルを獲得した経験を持つ武術太極拳の猛者。「BLACKFOX: Age of the Ninja」が単独初主演作となる。

大きな拍手に迎えられ、坂本浩一監督とともに登壇した山本。“特撮アクション×時代劇”というユニークな試みの本作に「(特撮と時代劇を)一緒にできるの?という疑問から入ったんですが、撮影現場が面白くて。雰囲気はどちらかというと、特撮の現場なんですよ。アクションシーンも特撮寄りのものが多くて、でも風景や服装は時代劇で。みんながまだやっていないことに初めて挑戦させていただいたと思っています」と、楽しそうに撮影を振り返った。

■ 坂本浩一監督「新しい山本千尋に出会いたい」

アクション作品を得意とする山本。とはいえ今回は、武術太極拳をベースに演じた「ウルトラマンジード」など過去作品とは様子が違っていたという。山本は、「私は3歳から中国武術をしているんですけど、今回は『中国武術は封印ね』と坂本監督に言われて。撮影前のアクション練習でも組み手や二刀流など、今までやったことのないアクションを教えていただきまして、かなり苦労しました」「監督からは『もう一回』『もう一回』って何度も(リテイクの声が)上がって…。いつもは『OK!』って言ってくれるのに、今回は厳しかったです!」と苦労話を打ち明けた。

これに坂本監督は「今回は“新しい山本千尋”に出会いたいということで、あえて中国武術は封印してもらって。千尋ちゃんに世界でトップを張れる本物のアクションスターになってほしいという願いがあるので、妥協せずにやりたいと思って、撮影に入る前から『今回ちょっと厳しいかもよ』という話をして臨みました」と真意を告白。

山本が「監督の愛のおかげで初主演をさせていただいて。続編も期待したいですね…!」と微笑むと、坂本監督も「本当に僕たちは続編やる気満々で、皆さんの応援があればこれから山本千尋主演でシリーズを続けていく可能性がおおいにありますので、応援をよろしくお願い致します!」とファンにアピールしていた。

「BLACKFOX: Age of the Ninja」は、最新SFアクションアニメ「BLACKFOX」の主要設定をベースに世界観を拡張したオリジナル作品。

日本に侍、そして忍者がいた時代――。人里離れて暮らす忍者一族に生まれ育った石動律花は、山中に迷い込んだ不思議な能力を持つ少女・宮(みや)と出会う。何者かに追われる宮の身を案じる律花に反し、宮は石動家当主・石動兵衛(ひょうえ)に父の仇討ちを申し出る。その矢先、根来衆(ねごろしゅう)の襲来を受け、危機に直面する律花だったが――というストーリーが描かれる。(ザテレビジョン)