柳楽優弥が7月スタートの新土曜ドラマ「二月の勝者―絶対合格の教室―」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系)にて主演を務めることが分かった。3月26日(木)で30歳になる柳楽は、「二月の勝者―」が30代最初の主演作となる。

同作は、中学受験の実態をリアルに描いた人気漫画「二月の勝者―絶対合格の教室―」(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)の同名作品が原作。

■ 柳楽優弥演じるスーパー塾講師“黒木蔵人”

柳楽演じる主人公・黒木蔵人(くろうど)は、業界最大手の名門中学受験塾から、業績不振の中堅塾「桜花ゼミナール」に校長として迎えられたスーパー塾講師。着任早々、彼は新6年生に「絶対に全員を第一志望に合格させる」と宣言し、「中学受験は課金ゲーム」「親はスポンサー」「子供を合格に導くのは、父親の経済力と母親の狂気」など、過激な言動で波紋を投げかけ周囲を圧倒。

受験塾はサービス業、子供の将来を売る場所だと言い切る黒木。しかし、その超現実的で本音主義の黒木は、鋭い洞察力と行動力で個々の生徒の本質を見抜き、親の不安を解決に導いていく。

同作は中学受験をリアルに描き、ただの受験ドラマではなく、中学受験を舞台にした人生攻略ドラマ。未来を生き抜くために今、子供たちに教えるべきことは何なのか。そこから見えてくる「家族問題」「教育問題」など、現代社会のさまざまな問題に切り込んでいく。

■ 柳楽優弥コメント

――「二月の勝者―」出演を聞いての感想は?

すごく嬉しかったです。「二月の勝者―」は、とても関心のあった原作です。楽しく読みながらも「教育」や「家族」というテーマもしっかり描かれていて、主人公が問題を解決していく様子も痛快で楽しいと思います。

実は、妻がこの原作を大好きで(笑)。僕も読んで一目惚れした作品なので、(主演決定を知って)とてもモチベーションが上がりました!面白いドラマにしたいです。

――最強で最悪のスーパー塾講師・黒木蔵人の印象ついて

毒舌キャラ(笑)。ただ、それだけではない裏がしっかりありそうなので、ドラマでどんな脚本になっていくのかが楽しみですし、(演じる上で)今から緊張もしています。

思う存分チャレンジしたいと思います!先日ファンの方に、「先生役をやって欲しい!」と言われたこともあり、その方の夢は叶えられました(笑)。自分もモチベーションが上がっています!!

――本作への意気込みは?

このドラマで受験に挑むのは11歳くらいの子供たち。自分がちょうど事務所に入ってこの仕事を始めた頃の年齢です。今回、その世代の子どもたちと30歳になった自分が一緒に仕事をするというのは感慨深いです。

30代になって一発目の作品が、「二月の勝者―」になります。「俳優は30代からだ!」と言って下さる人も多いので、30代一発目、チャレンジしていきたい!気合十分で挑みたい!と思っています。

■ 原作者・高瀬志帆コメント

首都圏の中学受験。心底凍える、2月早朝の寒さ。手袋もせず白い息を吐きながら、一人一人の手を握り、子どもに目線を合わせ、それぞれの言葉で、励ます。

傍から見たら、不思議な世界。私も、ニュース映像で見ただけの頃はそう思ってました。でも実際に、見て、感じた、その光景は…。「描きたい」心の底からそう思いました。そして、それがドラマに。

光栄すぎて震えます。主演・柳楽優弥さん…!ファンです!!一報をいただいた時はびっくりしすぎて3回くらい聞き返し、ひっくり返って頭を打ち、「これは今の頭部強打で見ている幻か?」と思ったくらいです。

柳楽さんに「黒木」を演じていただけるなんて、人生何が起こるか本当に分かりません。毎日ご飯が美味しいです。どんなエモーショナルなドラマになるのか、一視聴者としても、とても楽しみです!!

■ 日本テレビ情報・制作局次屋尚プロデューサーコメント

原作「二月の勝者」の主人公・黒木蔵人を見て、すぐに「柳楽優弥だ!」と思いました。柳楽さんの目力と佇まいの中には人間味と狂気が共存しています。

原作の主人公は、辛辣な言葉とトリッキーな行動で周囲を圧倒しながらも、最後には人々の心をつかみ、支持を得ていくスーパーキャラです。彼の言動は一見、異端に見えはしますが、言ってることは邪説ではないのです。常に世の中を、未来を見据えています。

そんな強烈で奥深い主人公を、柳楽さんに演じていただくことで、いっそうその存在感と魅力に輝きが増すと確信しています。未来を担うのは今の子供たちです。このドラマは中学受験の世界を舞台にしながらも、描かれていくのは「家族の問題」であり、「教育の問題」でもあります。

子供たちを見つめ、家庭を見つめ、未来を見つめるきっかけになってもらえたらなぁ、なんて思っています。

■ 「二月の勝者―絶対合格の教室―」あらすじ

中学受験生のうち「約7割が第一志望に受からない」といわれる昨今。東京都は特に激戦区で、4人に1人が中学受験を経験、しかしいわゆる“都内トップ校”に合格するのは10人に1人程度。

ドラマの舞台となる「桜花ゼミナール」は、難関校合格者を数名出してはいるものの、合格実績はあまりふるわない中堅中学受験塾。一方、都内トップ校合格者の6割を輩出しているという隣接する業界最大手の名門中学受験塾は、一部の優秀な生徒を中心に事業を展開し、下位者はバッサリ切る方針で好実績を叩き出している。

桜花ゼミナールは、あくまで生徒一人一人に合った指導と進路指導を展開していたが、今年は、御三家(開成、麻布、武蔵)合格者ゼロという惨敗。そんな桜花ゼミナールのテコ入れの為に新たな塾長として黒木蔵人がやってくる。

黒木は、業界最大手の名門中学受験塾の元カリスマ講師。バケモノ級トップ塾のトップ講師がなぜこんな中堅塾の桜花ゼミナールに?

そんな皆の疑問をよそに、黒木は着任早々、とんでもないことを言い放つ。「塾は“子どもの将来”を売る場所。生徒は“金脈”、その親たちは“スポンサー”だ」と。

しかし、黒木は生徒たちの前で堂々と「ここにいる全員を、絶対に第一志望校に合格させる」と宣言。戸惑う塾講師たちに黒木は問う。子供を合格へ導くのに一番大切なことは何か?黒木は言い放つ、その答えは「父親の経済力」と「母親の狂気」だと。

果たして黒木は、どんな指導で生徒を導くのか。本当に子供たち全員を合格させることができるのか。そして、その先に何を見るのか。(ザテレビジョン)