2017年公開の映画「あさひなぐ」以来の映画出演になる白石麻衣がミステリーに挑戦した映画「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」が2月21日(金)に公開。

刑事・加賀谷学(千葉雄大)が獄中にいる連続殺人事件の犯人・浦野善治(成田凌)と協力しながら、恋人・美乃里(白石麻衣)が巻き込まれた事件の解決に奔走する。

今回は、本作から参加となる白石に直撃インタビュー。作品の魅力やカップルを演じた千葉の印象、スマホにまつわることなどを語ってもらった。

■ 程よい緊張感の中、のびのびと撮影をさせていただきました

――前作「スマホを落としただけなのに」をご覧になった感想と、その続編に出演が決まったときの感想を教えてください。

前作は、北川景子さん演じるヒロイン・麻美が追われている姿に恐怖を感じましたし、物語のラストまで犯人が分からず誰なんだろうとハラハラしながら見ていました。すごく素敵な作品だったので、今回から参加することに対してプレッシャーや、「私で大丈夫かな?」という不安もありました。前回からチームが出来上がっていると思っていたので…。ただ、そんな不安はあっという間になくなりました。それこそ初日はガチガチでしたが、千葉さんをはじめキャストやスタッフの皆さんが本当に優しくて…。あっという間に現場に慣れて、程よい緊張感の中、のびのびと撮影をさせていただきました。

――監督や千葉さんの印象はいかがでした?

中田(秀夫)監督はすごく面白い方で、現場にいるときはすごくチャーミングでお話ししやすかったです。「今まで見せたことのないような恐怖の表情を見せてみて」などいろんな演出をしていただきました。すごくステキな監督でしたね。千葉さんは、座長として素晴らしかったです。すごく居心地のいい場所を作ってくれて…。現場での行動など、真似したいと思うところがたくさんありました。そしてお芝居されている千葉さんはステキだなと思いました。まぁ千葉さんというより、加賀谷として見ちゃうところはありましたが(笑)。

■ ちょっとはっきりしてよ!と思ったりしながら台本を読んでいました(笑)

――美乃里と加賀谷は付き合って3年になるカップル。ただ美乃里は、2人の将来について煮え切らない態度の加賀谷に対して思うところもあるようで…。そんな美乃里の気持ちは理解できますか?

すごく分かります。映画を見ていると加賀谷はいろいろ考えていて、あえて言わないこともあったりするんですが、そんなことを知らない美乃里からしたら不安でしかないですよ。私も、ちょっとはっきりしてよ!と思ったりしながら台本を読んでいました(笑)。ただ、好きな人を傷つけないように一生懸命守ろうとしてくれる姿は男らしくて素晴らしかったです。なので、もうちょっと心の内を話してくれたり、グイっと来てくれるだけでいいのに…。あと一歩足りない(笑)。でもそんな残念なところも加賀谷の魅力なんだと思います。

――映画のタイトルは「スマホを落としただけなのに」ですが、実際にスマホを落としたことはありますか?

落としたことはないです。机の上に置いておくことがよくあるんですが、あまり放置しないので。あと、落とす人に聞くとタクシーの中で忘れてしまうことが多いみたいなのですが、降りるときは確認するし、運転手さんも一言声をかけてくださるから、今のところは忘れたこともないですね。この作品を見るまでは、落としても連絡がつかなくなるくらいで不便なだけとしか思っていなかったのですが、まさか生活の全てが見られることになるとは…。本当に怖くてびっくりです。これからも気をつけたいですね。

■ スマホを触っている時間は多いのかもしれませんね

――そんなスマホの依存度は高いほうですか?

う〜ん、どうなんでしょう。仕事に入ると放置することが多いですが、空き時間になると触っている感じ。私、動画を見るのが好きなので動画を見たり、音楽を聴いたり…。やっぱりスマホを触っている時間は多いのかもしれませんね。バッテリーは欠かせないです(笑)。

――ちなみに事件解決のため協力者になった浦野は独房でパソコンと飴を欲しいと要求しましたが、白石さんは何かひとつ持っていけるとしたら何がいいですか?

マイク! マイクさえあればライブパフォーマンスをしているような気持ちになれるから(笑。なんか悲しいことがあったり驚いたりしても、歌って踊れば元気になりますしね。もし電気がなくても、マイクを持っているだけで気持ちの切り替えになります。私にとってマストアイテムです。

――最後に映画の見どころを教えてください。

何度もどんでん返しがある作品なので、ラストまで目が離せないです。誰が犯人か最後までわからないので、いろいろ推理しながら楽しんでください。また、加賀谷と美乃里のラブストーリーとしても楽しんでもらえれば。ジャンルにとらわれない見どころだらけの映画なので、皆さんなりの見方をしてぜひ楽しんでいただきたいです。(ザテレビジョン・取材・文=玉置晴子)