映画公開50周年を記念して、アメリカン・ニューシネマの金字塔「イージー★ライダー」が、現在リバイバル上映中。その製作の裏側に迫った書籍「『イージー★ライダー』敗け犬たちの反逆〜ハリウッドをぶっ壊したピーター・フォンダとデニス・ホッパー〜」が、2月18日(火)に緊急発売されることが決定した。

全編にロック・ミュージックが鳴りひびき、長髪、革ジャンの若者たちがチョッパー型オートバイでアメリカ横断の旅に出る。

その「自由への憧れ」と「現実にはね返される敗北感」は、アメリカだけでなく、世界中の若者の共感を呼んだ。

また、戦争、差別、偏見、ドラッグ、暴力、銃社会といった社会問題は、半世紀を経た今も変わらず、映画はカウンター・カルチャーの象徴となった。

ピーター・フォンダとデニス・ホッパーは、従来のハリウッドの映画システムを根底からくつがえしたインディペンデントな映画作り、マリファナやLSDを実際に使用しての撮影、映画音楽ではなく、ステッペンウルフをはじめ、ジミ・ヘンドリックス、ザ・バーズ、ザ・バンドなど、既成のロック曲の使用など、その後に多大な影響を与えた、画期的にして革命的なフィルムメイカーであった。

世界で唯一の「イージー★ライダー」研究本として知られていた、「『イージー・ライダー』伝説」(谷川建司著 筑摩書房)は、彼らに複数回にわたってインタビューし、貴重な証言をまとめたものだが、長らく入手不可能だった。

それに、“ワイルドに逝った”2人の主人公の“最後の輝き”に加え、数奇な運命を経て、ついに製作され、初めて明らかになる、いわくつきの続編の内容など、大幅加筆したのが本書だ。

そして、カンヌ映画祭でラインダンスを踊ったり、「エル・トポ」の鬼才アレハンドロ・ホドロフスキーとの交流が分かる貴重写真などを収録した、増補改訂改題の完全版となっている。(ザテレビジョン)