元宝塚歌劇団男役トップスターの明日海りおと小池栄子が、5月22日(金)に全国公開される映画「ムーラン」の日本版声優に決定。明日海にとって本作が宝塚歌劇団退団後、初めての仕事となる。

ディズニー・アニメーションの傑作の主人公として全世界で愛されてきた少女・ムーランの物語を、空前のスケールで実写映画化する本作。

明日海は主人公のムーランを、小池は実写版オリジナルキャラクターである“魔女”シェンニャンを演じる。

■ 元男役ならでは!?「ムーランと逆転してしまうような現象が起きてしまいましたね」

「語りだしたら1週間は止まらない!」というほどのディズニー好きだという明日海は、「『もしディズニーの吹き替えのオーディションがあれば是非エントリーしたいです!』と事務所の人に伝えようと思っていた時にちょうど『ムーラン』のオーディションの連絡が来て、鳥肌が立ちました」とオファーについて明かす。

また、明日海が演じるムーランは家族を守るため、父の身代わりに男性と偽って兵士になるという役どころ。宝塚で長年男役として活躍してきた明日海は、「戦いのシーンも多く演じてきているため、力強いかけ声や、『ハァ〜!』とか『フッ!』などの息遣いにはすごく役に立ったのではないかなと思います」とこれまでの経験が生きたという。

一方で、「女の子としてムーランが生活しているときに、不自然さが漂ってしまって、男に扮しているときの声がすごくなじむというか、リラックスしてしまう時があるんです。ムーランが一生懸命男の人に混じって、男として振舞うことの健気さとか初々しさがなくなってしまい、ムーランと逆転してしまうような現象が起きてしまいましたね」と明日海ならではの苦労があったことも明かした。

■ ディズニー作品の吹き替えは「夢だった」

今回がディズニー作品初の吹き替え参加となる小池は、「夢だったので嬉しかったです!魔女役はやりがいがあります」と出演の喜びを語る。

小池が演じる“魔女”シェンニャンは魔法を持つ者がゆえに人々から疎んじられ、孤独を感じ、自分の居場所を求めて敵に加担する実写版オリジナルキャラクター。 ムーランが葛藤を抱えていることに気づき、共感を覚えて近づいていくことで、ムーランが変わっていくきっかけを作ることとなる。

小池は、「過去に国を追い出され、孤独な魔女として生きている中でムーランと出会うのですが、『本当の自分はこんな風ではなかった』と葛藤しながら、時には姉のように、 時には母のようにムーランを導くんですよ。シェンニャンって、実はとっても優しくて愛情深い人だったんだろうなぁと思いました。私も声をあてながら、ウルウルッと泣きそうになってしまいました」とキャラクターの魅力を語った。

■ 担当者が明かす明日海と小池の起用理由とは?

ウォルト・ディズニー・ジャパンの担当者は、「愛する者のために男と偽り兵士になった少女ムーランの役は、訓練のシーンなど男っぽい声色で演じる部分が多く、大変難しい役柄です。宝塚歌劇団で男役トップスターとして活躍してこられた明日海さんであれば、魅力あるムーランを演じることができると思いオ―ディションをお受けいただきましたところ、見事突破されました」と明日海の起用理由を明かす。

また、「小池さんは、映画やドラマでの信頼できる演技力と、幅広い世代から支持されている点、また魔女を演じる女優のコン・リーに負けない強さと優しさを併せ持った方であるため、オファーいたしました」とコメントした。(ザテレビジョン)