“愛”と“キョリ”をテーマに、“withコロナ時代”という変わり続ける世の中で、同じマンションに暮らす男女6人を通して、人との距離を意識せざるを得なくなった今だからこそ大切にしたい心の距離を描いたParaviオリジナルドラマ「love distance」。

結婚3年目となる仲良し夫婦の美和(水川あさみ)と彰(清原翔)、フォトグラファーの千秋(渡邊圭祐)、元恋人同士のアンナ(馬場ふみか)とミナト(板垣瑞生)に、ショウ(中尾暢樹)を加えた人気の“NewTuber”3人組が、さまざまな恋愛を繰り広げていく。

今回は、動画配信サイト・NewTubeの「アンミナチャンネル」で人気の“NewTuber”3人組を演じた馬場、板垣、中尾にインタビュー。作品への思いやステイホーム期間中のこと、もし自分が“NewTuber”だったら発信してみたいことなどを聞いた。

■ みんなに元気を与えられる作品(中尾)

――ステイホーム期間中に制作が決まり、コロナ禍の日常を描いた作品になりますが、お話をいただいた時はどんな気持ちでしたか?

馬場「今までとは違う新しい生活が始まった中での“人と人の距離”のお話は、これから先考えないといけないことだと思ったので、お話をいただけてうれしかったです」

板垣「この現状にある日常をドラマにして描くのは、どんな風になるのだろうってドキドキしました。新しい挑戦なので、すごく楽しみでしたね」

中尾「世の中が暗い気持ちになっている時に、みんなを明るい気持ちにできるような作品にしたいという思いを聞いて。実際、人を思う気持ちの素晴らしさが描かれていたし、そんな今のこの時代にみんなに元気を与えられる作品に出れて、光栄だなと思いました」

■ この機会じゃないと絶対やらないこと(板垣)

――実際のステイホーム期間中は、皆さんは家でどんなことをされていましたか?

板垣「僕はゲームにはまってみようと思って、大きなインカムを買って。そして、ちゃんとモンスターハンターにハマって、寝ないで2日間やることもありました(笑)」

中尾「すごいね。俺もゲームしてたけど、さすがに2日間はできないな(笑)」

板垣「自粛期間が終わったらやらないから、ガチでやろうと思ったんですよね(笑)。でもそのおかげで、役者の子でゲーム友達もできたんです! プレーヤー名でしか読んでなかったから、本名が分からないけど(笑)。ステイホームじゃなかったら友達になれてないかもしれないですね」

中尾「料理もしてなかったっけ?」

板垣「料理もしましたよ。映画も見てましたし。でも、重きを置いてたのはゲーム(笑)」

中尾「僕は自粛生活中、米を炊いていて。炊き立てのお米が本当に美味しくて食べ過ぎてしまい、太りました(笑)」

馬場「私は仲のいい友達とテレビ電話でつないで、それぞれご飯を用意して、画面越しに向かい合って食べてたよ。お茶とかもしてた」

中尾「めっちゃいい! ドラマみたいなことしてるね」

馬場「普段、週3、4で会う友達だから、顔を見て話したくて。人に見られないと顔変わる気がしない? どんどん顔がゆるくなってくる感覚がある…」

板垣・中尾「確かに分かる」

――作品は1話が約8分。全10話で、さまざまな“愛”と“キョリ”が描写されますが、脚本を読まれた時の感想を教えてください。

馬場「1カ月間ほど全く仕事をせずに家にいると、いつお仕事ができるのか、いつ人に会えるのか、不安な気持ちが大きくなり、心がささくれかけていて…。そんな時って、ちょっとした言葉や気遣い、思いやりが、すごく大きな心の栄養になりません? それが脚本に詰まっていて、温かで幸せな気持ちになれる作品だなと思いました」

板垣「これまでのお芝居はあまり距離間がないイメージだったんですけど、今回は距離がある設定で物語が描かれていて、それがすごく面白かったです。こんな今じゃないと絶対やらないことですし。家の中だけで物語が進んでいくので、些細なことがちゃんと描かれていて、身近にあるステキさを感じました」

中尾「それぞれが悩みを抱えていて、いろいろな愛の形があるのですが、距離間が入ってくることで、すごくまどろっこしい感じがして。物理的な距離間が自分の愛の距離につながってしまうような気がしたんです。なので、芝居でこれをどうやって表現すればいいんだろうと不安もあったし、同じ家に住む関係性の中でどのくらいの距離間でやるのか楽しみでもありました」

■ 「馬場さんはイメージ通りでしたね(中尾)

――今回、皆さん初共演でしたが、もともとお互いどういった印象を持たれていましたか?また、共演してその印象は変わりましたか?

中尾「馬場さんはイメージ通りでしたね。サバサバ系だと思っていて、会ったら予想通りサバサバしていました(笑)」

板垣「僕は馬場さん、意外だったかな」

馬場「うそ!?」

板垣「出演されている作品を見て、全然しゃべんない人だと思ってたので。でも接してみると、フラットに話し掛けてくれる方でした」

馬場「板垣くんは、こんなに若いとは思っていなかったから、ビックリしましたね。話すと、本当に19才の男の子で(笑)」

中尾「ね! 19才はびっくりしたな。最初はスポーツマンみたいな爽やかな子かなと想像していたんですけど、実際会うと、僕が思っていた男の子のベクトルが違って。やんちゃなおしゃべりな子で、本当に少年でした(笑)」

板垣「僕の中で、中尾くんは最後まで変貌を遂げなかったかも(笑)」

中尾「変なことしなかった?(笑)」

板垣「はい。話をしていても何をしていても、終始、柔らかい人で、包容力がある優しいお兄ちゃん的な方でした」

馬場「確かに!」

板垣「感情がぶれることなくないですか? 」

中尾「そうだね。基本ぶれないし、ずっとこうだね」

馬場「中尾くんは会うまでどんな方が謎だったんだすけど、お会いしたらいい意味で普通で。すごく落ち着いてるよね」

――劇中では、人気“NewTuber”としてさまざまな動画を作っていますが、もし自分が発信するなら何かやりたいことはありますか?

中尾「現場の裏側とかを流したいですね。メーキングみたいなことを流したら面白いかなと思います」

馬場「確かに。私はメークとか、やっぱり自分の好きなことを発信したいかな。最近は、カラーマスカラにハマっていて。撮影の時は基本、黒だけど、プライベートではピンクや赤とかも使ったりするので、そういうのを紹介したいです」

板垣「僕はラジオが好きなので、NewTubeラジオをやりたい。フリーで好きなことを話してみたいです!」

馬場・中尾「なんか怖いな〜(笑)」

※本文内タイトル「love」と「distance」の間、正しくは双方向矢印が入ります。(ザテレビジョン・取材・文=高山美穂)