シンガーソングライター・広瀬香美が7月5日、ギタリスト・鳥山雄司、ピアニスト・武部聡志と3人で、無観客・配信ライブ「広瀬香美 SUMMER TOUR 2020 〜Singing with 鳥山雄司 & 武部聡志〜」を東京・ブルーノート東京で開催した。

■ 世界に向けて歌唱

広瀬が1992年に発売した1stシングル「愛があれば大丈夫」でライブはスタート。MCでは、カメラに向かって「遊びに来てくれてありがとう。今日は目いっぱい楽しんでお届けしようと思います。(無観客だけど)みんながいる、いる、あっち(画面の向こう)にいる。妄想を掻き立てながら」と意気込んだ。

2曲目は「配信ライブということで、世界で地球上で聞けるんだよね」と「DEAR...again」を英語を織り交ぜて披露。続けて「Over the Rainbow」をカバーして聞かせた。

■ 巨匠へむちゃ振り

前半を終えると「リクエストのコーナー」へ。ファンのリクエストの中から広瀬自身がその場で曲を決定。「巨匠(鳥山、武部)たちが知らない曲をやってみようと思う。今の季節にぴったりなの」と、二人が知らないと首を振った「僕がそばに...」を選んだ。

鳥山、武部には歌詞カードだけを渡し、「私が一番を弾きますので、一緒に初めて聞く曲をアレンジしながら仕上げましょう!」と提案。鳥山が「譜面なしかい!」と苦笑いするなど困惑する二人に歌詞カードだけが渡され、ソロパートの割り振りをして演奏へ。

このむちゃ振りに、サウンドプロデューサー二人は応えて見せ、一夜限りの特別アレンジで披露してみせた。

武部は「楽しかった。これでコンサート1本やってみましょう」とご機嫌。鳥山も「楽しかった。いいんじゃない」と手応えを感じたようで、広瀬は「私のドッキリどう? これくらいの刺激は欲しいよね?」とうれしそうな表情に。「これくらいのレベルの方々は一番聞いたら覚えちゃうんだよね。これがプロですね。すごいね」と絶賛した。

■ 「歌ってみた」は“掌底演奏”で

続いて、YouTubeで話題の「歌ってみた」を初めてライブで実施。

「(YouTubeのように)激しく弾いちゃうと、膝で演奏したら、この会場を出禁になっちゃうの(笑)。ピアノを貸してもらえなくなる。今日は残念ながら“マイルドバージョン”なのよ。だから、想像して。顔だけ頑張るから(笑)。“掌底演奏”まではOKだけどね」と説明。

そして、7月3日放送の「ダウンタウンなう」(毎週金曜夜9:55-10:52、フジテレビ系)で披露し「反響が良かった」という「WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント」(H Jungle with t)をパフォーマンスした。

最後は広瀬の代表曲「ロマンスの神様」。サビの「Boy Meets Girl」でマイクをカメラの向こうのファンに向けるなど、リアルのライブさながらのパフォーマンスで盛り上げた。

全11曲を歌い上げた広瀬は「皆さんに直接会いたかったけど、少しの期間我慢して、またお会いできること、このメンバーで秋にお会いできたらいいね。その時はまた会いに来てください! また秋にお会いしましょう!」とファンにメッセージを送って、初の配信ライブを締めくくった。

■ 「広瀬香美 SUMMER TOUR 2020 〜Singing with 鳥山雄司 & 武部聡志〜」セットリスト

01 愛があれば大丈夫

02 DEAR...again

03 Over the Rainbow(カバー曲)

04 promise

<リクエストのコーナー>僕がそばに...

<歌ってみたコーナー>WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント(H Jungle with t)

07 二人のBirthday

08 ピアニシモ

09 月の下で逢いましょう

10 ゲレンデがとけるほど恋したい

11 ロマンスの神様(ザテレビジョン)