伊東四朗が主演を務める「おかしな刑事」シリーズの最新作「おかしな刑事スペシャル」(夜9:00-11:04、テレビ朝日系)が7月19日(日)に放送されることが分かった。

たたき上げの刑事・鴨志田新一(伊東)と、エリート警視の娘・岡崎真実(羽田美智子)という、“凸凹父娘コンビ”の活躍を描く本作。

今回は、パフォーマンス中の超人気マジシャンが毒殺される事件が発生。容疑者として浮かんだのは、鴨志田が定期購読しているタウン誌“田端文士村通信”の編集長で元新聞社デスクという経歴を持つ男・本宮公一(石倉三郎)だ。

しかも、真実の高校時代の後輩でネットニュース記者・皆月純子(前田亜季)が、毒殺されたマジシャンと大臣の妻の不倫を記事にしたため、世間は騒然となる。

ところが捜査を進めるうち、本宮と純子は実の父娘であることが判明して…というストーリーが描かれる。

そんなドラマの見どころや、共演者とのエピソードを伊東が語った。

■ 石倉三郎とはツーカーの仲

――最新作のメインゲスト・石倉三郎さんとの共演はいかがでしたか?

石倉さんとは昔よく一緒に仕事をしていたので、もうツーカーの仲です。彼こそ、“おかしな”男でねぇ…(笑)。

昔、ドラマで共演していたとき、私が五十肩になっちゃって、石倉さんから「情けないなぁ」なんて笑われたんですよ。でもロケバスで衣装替えするとき、なぜか石倉さんが乗ってこない。どうしたのかと思ったら、実は石倉さんも五十肩で着替えができなかったんですよ。

私にバレたとき 「あ!見つかっちゃった!!」ってすごく恥ずかしそうにしていて…。そういう面白い男なんです(笑)。

そのくせ、大真面目で難解な舞台に出たりしてね、やっぱり芝居が大好きなんでしょうね。

今回も、人生がうまくいかない男を、その“おかしさ”で味わい深く演じてくださいました。気心が知れている分、安心感もありましたね。

――イリュージョンのシーンもありましたが、ご覧になって感想は?

イリュージョンのシーンを実際に見せてもらいましたが、本物のマジシャンではなく役者さんが演じていることにビックリしました。

よくあそこまですごいマジックができるなと感心しました。かなり練習してくださったんだな、と頭が下がりましたね!

――本作のみどころを教えてください!

このシリーズは、“娘のほうが親父よりもず〜っとエライ”というシチュエーションが、いちばん“おかしな”ところ。

親子であることがまわりにバレないようにしなくちゃ…という緊張感があるのに、ついうっかり娘に「おい!」なんて言っちゃいそうになるところが面白いんじゃないですかね(笑)。

今回は、そんな鴨志田と真実の関係と、石倉さんと前田亜季さん演じる父娘…その2組の親子関係がどことなく重なって、「おかしな刑事」ならではのストーリーになっていると思いますよ!

■ 「おかしな刑事スペシャル」あらすじ

鴨志田新一(伊東四朗)は、姉小路行人の叔母・三浦由紀子(田島令子)と弁護士の武居昭一(正名僕蔵)に誘われて、地元・王子出身の人気マジシャン・我妻弘樹(宮本大誠)の公演を観に行くことに。

なかなかのプレミアチケットらしくドレスアップしたセレブたちでにぎわう会場の中で、鴨志田はバッタリ岡崎真実(羽田美智子)と遭遇。真実は、高校時代の後輩であるネットニュース記者・皆月純子(前田亜季)にチケットを取ってもらったという。

ところが、ステージのクライマックス、イリュージョンの最中に我妻が倒れ、そのまま絶命してしまい会場は騒然。

その後、死因は毒物による急性心不全と判明し、小道具の剣から微量のトリカブトが検出された。我妻は死の直前、その剣を飲み込んでみせるイリュージョンを披露していた。

我妻の娘で大学生の玲奈(阿部純子)から、涙ながらに父を殺した犯人を突き止めてくれと頼まれた東王子署の刑事たちは、捜査に奔走。

会場の防犯カメラ映像の中に、怪しい男の姿を発見する。その男は開演前に我妻の楽屋を訪ね、追い出されるようにして会場を去っていた。

鴨志田は、その映像の男に見覚えがあり、毎月のように購入している、地元タウン誌“田端文士村通信”の編集長・本宮公一(石倉三郎)だったのだ。だが、本宮はタウン誌への広告掲出を我妻に頼みに行っただけだと話す。

そんな中、純子が産業総務大臣・池谷昇(加納竜)の妻・良美(原久美子)と我妻の不倫関係をにおわせるネットニュースを発信し、世間の注目を集める。

激怒した池谷から圧力をかけられた真実は、自分が責任を持って真実を明らかにすると宣言し、鴨志田とともに捜査を開始。なんと、本宮と純子が実の父娘だったことを突き止める。

本宮は3年前まで大手新聞社の社会部デスクを務めていたが、女子大生ストーカー殺人に関する誤報の責任を取って職を辞したことも判明。その事件の被害者が、我妻の熱狂的なファンだった事実も浮上する。(ザテレビジョン)