夏祭りや花火大会は中止が相次ぎ、思うように楽しめなかった2020年の夏。今年は映画で夏を疑似体験するというコンセプトで、映像配信サービス「dTV」で配信中の夏祭りや花火大会シーンが印象的な実写作品を紹介。

■ “壁ドン”ブームの火付け役となった作品

2014年公開の「L・DK」は渡辺あゆ原作の人気コミックを実写化。久我山柊聖(山崎賢人)と西森葵(剛力彩芽)によるラブストーリー。この作品の夏シーンといえば、ラストの打ち上げ花火をバックにしたキスシーンだ。物語のクライマックスとなる花火大会で、自分の気持ちに気づいた柊聖のまっすぐな告白、その後の花火をバックにしたキスシーンは最大の見どころ。

そして、今や少女漫画や恋愛をテーマにした作品では王道となった“壁ドン”大ブームの火付け役となったのもこの作品だと言われている。柊聖が、葵を壁に追い詰め、顔を接近させるポーズ“壁ドン”は必見だ。

■ 三角関係で揺れる3人のやりとりが面白い

2015年公開の「ヒロイン失格」はヒロイン・松崎はとり(桐谷美玲)が幼なじみ・寺坂利太(山崎賢人)、学校イチのモテ男・弘光廣祐(坂口健太郎)との三角関係で揺れる爆笑ロマンチックコメディー。夏を感じる浴衣でのお祭りに、はとり(桐谷)は大好きな利太(山崎)と来たものの、はとりを好きな弘光(坂口)と遭遇する。それぞれの気持ちが交錯する3人のやり取りには思わず笑ってしまうが、まっすぐな思いのぶつかり合いも見逃せない。

また、利太にフラれ雨の中号泣するはとりを弘光が捜し出して告白するシーンは、キュンキュンすること間違いないはず。

■ 切ない恋模様が描かれた「一週間フレンズ」

2017年公開の「一週間フレンズ」にも山崎賢人が出演し、川口春奈とのW主演となる。月曜日になると友達の記憶をなくしてしまう女子高校生・藤宮香織(川口)とそんな彼女に引かれる同級生・祐樹(山崎)の切ない恋模様が描かれる。香織が、祐樹やクラスメートと共に浴衣で地元の祭りに出かけるシーンでは夏をたくさん感じられる。一方、病院で香織の父に「もう香織には近づかないでもらえますか?」と言われた後の、祐樹のまっすぐな言葉に心打たれる。

■ 春田と牧の花火デートは必見

2019年公開の「劇場版おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜」はサラリーマン“はるたん”こと春田創一(田中圭)を巡る、おっさん同士の恋愛模様が話題となった2018年4月期の連続ドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日)の劇場版。この作品で夏を感じるのは、春田と牧(林遣都)の花火大会シーンだ。

牧が本社に戻り、同棲も解消したことでなかなか会えなくなってしまった2人の久々のデートシーンの花火大会は必見だ。また、ジャスティス(志尊淳)と行ったサウナで、黒澤(吉田鋼太郎)とばったり会ってしまった春田。そこでさらに牧と狸穴(沢村一樹)にも遭遇し、水を掛け合うおっさんたちの無邪気な闘いがほほえましい場面も楽しみだ。(ザテレビジョン)