2018年から2019年にかけて東京、愛知、北海道、広島、福島の全5会場にて開催された「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」。リメイクされ特別配信中の映像コンテンツで、音声ガイドを務める石田彰からコメントが到着した。

映像では、16世紀のフランドルを代表する画家ピーテル・ブリューゲル1世にはじまり、5世代150年とわたる画家一族の歴史と名画の秘密を紹介。番外編 「ブリューゲルお悩み相談室」では、模写のコツ伝授や、画家の生活にも焦点を当てている。

石田が扮するのは、ブリューゲル工房のすべてを知る“名もなき画家”や絵画の中の登場人物など。石田が七色の声で演じ分けるナビゲートは、展覧会会期中に会場でしか聞けなかった貴重なコンテンツとなっている。

視聴は「Huluストア」、「PIA LIVE STREAM」、「Streaming+」で9月27日(日)まで可能だ。

■ 石田彰コメント「このような形でも美術展の雰囲気を」

――2018年に開催された「ブリューゲル展」音声ガイドの配信をすると聞いた際、どう思われましたか?

新型コロナの影響で休館していた美術館も徐々に再開し始めているとはいえ、まだ実際に足を運ぶことを躊躇っている人も多いでしょうから、このような形でも美術展の雰囲気を味わえることを喜んでくださる人はいらっしゃると推測しています。

中止になった企画展だけでなく、こうして過去の企画展の音声ガイドが配信されることで選択肢が増えるのは良いことだと思いました。

――今も印象に残っている作品は?

ピーテル・ブリューゲル1世とヤーコプ・グリンメルの「種をまく人のたとえがある風景」。

宗教的背景の知識に暗い自分にとっては、解説されなければ、 タイトルとなった種をまく人のモチーフが画面の隅の方に追いやられた、雲行きの怪しさが不穏な雰囲気の風景画という理解に留まっていたはずなので、描かれているものの意味を知ることでより鮮明に見えてきた作品の一つということで印象深いです。(ザテレビジョン)