放送開始から50年を迎える「遠くへ行きたい」(毎週日曜朝6:30‐7:00、日本テレビほか) では、10月4日(日)、11日(日)の2週に渡り、50周年スペシャルを放送。旅人に竹下景子、春風亭昇太、鈴木ちなみが登場し、番組史上初となる3人旅に挑戦する。

今回は、番組の原点である東京・上野駅の中央改札前からスタート、過去に番組が訪れた場所や都心の意外な穴場を訪れる。また、2500回を超える旅から、選りすぐりシーンや貴重な映像を振り返るスタジオトークや、タイムマシンにのって50年の歴史を振り替える前後編が放送される。

■ 名女優たちの20代の頃の映像も放出!

3人旅で最初に向かうのは、番組で永六輔さんが37年前に訪れた、東京・神田明神前の甘酒屋「天野屋」。

創業1846年の戦後に建てられたという趣ある建物は、年代物の掛け時計やアンティークに囲まれ、VTRのなかの光景そのまま。当時、永さんを案内した6代目の天野さんに話を聞くほか、天野さんと息子さんしか入れない場所にカメラが潜入する。

また、上野動物園のすぐ隣にある“意外なスポット”も訪れる。

3人は、上野公園内にある「伊豆栄 梅川亭」の特設スタジオから、VTRを見ながら50年間の映像を振り返ることに。

1970年代を中心にした「あの女優たちの旅姿」では、20代の倍賞美津子に梶芽衣子、松坂慶子が登場。VTRを見る3人からは思わず「きれい!」「大人っぽい!」と感嘆の声があがる。

さらに、多くのアーティストの旅の様子も。1976年、神奈川・湘南を旅する松任谷由実(荒井由実)が地元の方と気さくにおしゃべりをする、貴重な映像が紹介される。

■ 竹下景子コメント

私が最初に「遠くへ行きたい」で旅をさせていただいたのは46年前。今回いくつものシーンを振り返り、あらためて大変な歴史を持った番組だとしみじみ感じました。

特に1970年代の映像は、いまその場所に行っても同じものはないと思うものばかり。旅人のファッションもレイバンのサングラスに、ラッパズボン…「時代の証言」としても、この番組の価値は大きいですね。

そこに時々参加させていただいたことの幸せを改めて噛みしめました。「宝物のような番組」だと実感しましたので、その贅沢さをぜひ味わっていただきたいと思います。

■ 春風亭昇太コメント

「遠くへ行きたい」の歴史は、旅番組の歴史の出発点でもありますよね。今回、昔の旅の映像を見せていただいて、「あ、子どものころ見ていた風景はこんなふうだった!」と懐かしく思いました。

昭和の時代の、家の中の匂いまで思い出されるような感覚があり、いち視聴者としても楽しませていただきました。もしかしたら、50年分の映像のどこかに、あなたのおじいさんやおばあさん、お父さんやお母さんが写っているかもしれません。ぜひ永久保存版にしていただければと思います。

■ 鈴木ちなみコメント

「遠くへ行きたい」で3人一緒に旅をするなんて初めての経験です。竹下さんと昇太さんに貴重なお話をたくさん伺い、また50年間の旅のVTRを見て「本当に歴史のある番組なんだな」と改めて思いました。

特に1970代の旅はどこか映画的というか、旅番組というよりはまるでアート作品のようで、斬新でとんがっていておもしろいんです。放送当初は日曜の夜10時半からの放送だったと聞いて、なるほどと思いました。

いま世の中のスピードはとても早く、慌ただしいですよね。50年前の旅を見ながら、もうちょっとゆっくり、なにも決めない「遠くへ行きたい」があってもいいんじゃないかな、と思いました。旅人の人となりにクローズアップしながら、その土地を感じられるような旅は素敵ですよね。

私もいつか、そんな旅がしてみたいです。(ザテレビジョン)