10月9日(金)に第5話の放送を迎えるHey! Say! JUMP・山田涼介主演の金曜ドラマ「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)。

このたび、WEBザテレビジョンでは、同ドラマのプロデューサーを務める中島啓介プロデューサーと塩村香里プロデューサーにインタビューを実施。今後のみどころや、撮影現場の裏側などを語ってもらった。

同ドラマは、第56回江戸川乱歩賞を受賞した横関大による刑事小説「K2 池袋署刑事課 神崎・黒木」が原作。山田演じる人情派の生真面目なキャリア刑事・神崎隆一が、田中圭演じる破天荒なキレ者刑事・黒木賢司とタッグを組み、池袋の街で巻き起こる凶悪事件に挑む刑事ミステリー。

また、2人が勤務する池袋署刑事課・強行犯係のメンバーには、ジェシー、八嶋智人、江口のりこ、奥山かずさといった個性豊かな面々が登場。

さらに、神崎と黒木の事件捜査に深く関わる氏原彩乃役で関水渚が、神崎と黒木の父親役で椎名桔平も出演し、毎話SNSを中心に盛り上がりを見せている。

■ “国民的弟系”と“兄貴感”

――山田さんと田中さんをドラマに起用された理由、また実際にお会いして感じたイメージを教えてください。

中島啓介プロデューサー:山田さん演じる神崎は、物語を作る上で「異母兄弟の弟」という設定を決めていたので、そこから、山田さんの様な“国民的弟系”といいますか、真面目で誠実で、弟的な空気を出せるのは山田さん以外にいないと思い、起用しました。

実際、山田さんに演じていただいて、真面目で一生懸命やっているのにばかばかしく見える神崎の姿はイメージ通りで、コミカルな演技もできる山田さんにぴったりハマっていると思います。

また、田中さん演じる破天荒な兄・黒木という役は二人の関係性をとにかく面白くしたいなと思い、どのようなカップリングにするかいろいろ考えました。

これまで、田中さんは意外と“兄貴感”のある役をあまり演じられていなくて、どちらかというと振り回されているような役のイメージが強かったと思うんです。

そんな田中さんのかっこいい面を見てみたいと思ったときに、破天荒で色気のあるかっこいい姿が思い浮かんで…。今までにない田中さんの一面が黒木を通して見せられているのではないかと思います。

それでありながら田中さんは弟っぽいところもあるので、二人の関係性が非常にイメージ通りに出ていますね。

■ 強行犯係は和気あいあい

――強行犯係のメンバーの撮影現場での雰囲気はいかがでしょうか?

塩村香里プロデューサー:とても和気あいあいとしていますね。係長役を八嶋さんにお願いしたことによって強行犯係のシーンはとても明るくて、台本以上にはじけたシーンになっていると思います。

ジェシーくんは最初、緊張して臨んでいたところもありましたが、先輩たちのアドリブやアグレッシブな演技を見て、だんだんそれに合わせて自分らしさを出してきていますね。

八嶋さんがはじけ過ぎてしまう所を、山田さんと田中さんが受けつつもちゃんとストーリーを引っ張ってくれています。

田中さんは八嶋さんに乗っかってはじけてしまうこともあるのですが(笑)、山田さんは愉快な先輩たちに振り回されながらもビシッと捜査に対して真摯(しんし)に向き合う神崎の姿勢を貫いていますね。

中島:また、八嶋さんは物語上、神崎と黒木の過去を探っていく面も担っていますが、そういうシーンを演じている時は“シリアス八嶋”になっています。

八嶋さんご本人としてもギャップのある二つの顔をドラマの中で見せているので、楽しんで演じているなと感じています。たまに“シリアス八嶋”の時もふざけそうになってしまうこともあるんですけどね(笑)。

塩村:待ち時間にも控室から楽しそうな声が聞こえてきますね。すごくチームの一体感を作ってくださっていて和気あいあいとした雰囲気が伝わってきます。

中島:その中心にいるのが江口さんです。よっぽど面白いことがないと笑わない江口さんを笑わせようとみんな頑張っていて…。江口さんが笑うと、みんなうれしそうです(笑)。

■ 事務所の先輩・後輩の山田涼介×ジェシー

――神崎と黒木のキャラクターの裏設定などがありましたら教えてください。

中島:神崎はとにかく勉強ができる人なので、いろいろなことを知っていて教養もある、真面目でルールをしっかり守るタイプですね。ただ、頭が非常に固いので、固すぎて頭でっかちになってしまうような男。

一方で黒木は、勝負師でギャンブルに強く、そういった所で勘の鋭さや洞察力を鍛えてきたような男という設定です。

戦略などに関してもとても詳しくて、「三国志」の諸葛孔明の話がストーリーにも出てきましたが、そういった歴史上のかっこいい男のことを研究しているイメージですね。

塩村:また、神崎は動物好きという設定もありまして、“ハジメ”という猫を飼っているのはもちろんのこと、金魚も大切に飼っているんです。

あと実はあまりドラマ内で映らないのですが、「生き物大百科」のような本がずらりと神崎の家に並んでいて、子供のころから動物が好きという裏設定があります。

――事務所の先輩・後輩である山田さんとジェシーさんの現場での様子はいかがですか?

中島:最初、山田さんはバラエティーで見るノリノリなジェシーさんの印象が強かったのか、ジェシーさんのことを苦手と言っていました(笑)。

でも、ジェシーさんはとても誠実で、礼儀正しい真面目な人なので、山田さんもジェシーさんと少し一緒にいただけでそういった部分を感じ取ったのか、そこからは非常に打ち解けていました。

インタビューも二人で行いましたが、山田さんがジェシーさんに歩み寄っていて、ジェシーさんの決めポーズを一緒にやるなど仲を深めていましたね。

■ わちゃわちゃしている二人の関係性

――神崎と黒木の過去はどのように描かれていくのでしょうか?

中島:基本的に神崎と黒木は主義や、判断基準がぶつかり合う考え方が正反対の二人ですが、ただぶつかり合うだけではなく、ぶつかり合うことでお互いを理解し合い、絆や信頼関係が深くなって事件を解決していきます。

各回さまざまな事件が起き、それと並行して二人の秘密が徐々に明かされてきた中で、第5話ではなぜ二人が今、出会ったのかということが分かってきます。

最終回に向けて、なぜドラマのタイトルが「キワドい2人」なのかということもストーリーに掛かってくる展開になっていくのでそこにも注目していただきたいですね。

日本ではまだなじみがない言葉ですが、友情や家族愛を超越した喜びや悲しみを共にした男同士の深い絆、信頼関係を指す「ブラザー」と「ロマンス」をミックスさせた“ブロマンス”という言葉があるのですが、まさに神崎と黒木はそんな関係だと思っています。

とてもチャーミングですし、わちゃわちゃしている二人の関係性もかわいく見えてくると思うので、そういうジャンルとしても神崎と黒木の関係性を楽しんでほしいと思っています。(ザテレビジョン)