ももいろクローバーZが10月4日、「TOKYO IDOL FESTIVAL オンライン 2020」(10月2日〜4日)のHOT STAGEの最終日ヘッドライナーとして出演した。

2019年に10周年を迎えた世界最大のアイドルフェスの「TIF」。今回は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、初めてオンラインで開催された。

ももクロのTIF出演は2010年の第1回、6人組だったももいろクローバー時代以来、10年ぶりとなる。

Overtureに続いて「行くぜっ!怪盗少女」のイントロが始まると、オンラインのコメント欄には言葉にならない文字が怒濤(どとう)のように流れていく。

2010年当時、ももクロが「見つかった」と言われるきっかけとなった楽曲だが、アクロバティックなパフォーマンスは10年を経ても健在。イントロやエンディングで歌われるメンバー名が時代と共に変遷していき、現在は4人による「ZZ ver.」となっているのも感慨深い。

続いて、2010年時点では未リリースでライブ限定の楽曲だった「オレンジノート」が歌われると、その叙情的な歌詞も相まってコメント欄はしんみりムードに。

そんな2曲を歌い終えた後、百田夏菜子が「皆さん、おうちの中でも回ってください!」と言うと、次の曲目を察知した視聴者たちがざわめく。

多くのファンが予想した通り「ココ☆ナツ」のイントロがスタート。サビでメンバーが”ココココッコ、コッコッコー”と歌いながらニワトリのような動きを見せるが、ファンもそれをまねして踊る”ココナツサークル”も知られる楽曲だ。モニターの前で手の動きだけでも再現しているであろう視聴者の姿が目に浮かぶ。

次に「走れ!」が歌われ、初期ナンバーの4連発。他のアイドルグループにもカバーされている、思春期の切ない恋心を歌った楽曲に視聴者も聴き入ったはず。

■ 玉井「10年間で成長した私たちを観ていただきたい」

10年ぶりのTIFのステージで、百田が「久々にお邪魔させていただきました。ただいま」と言うと、佐々木彩夏は「みんな、ようこそ」とメンバーに声を掛ける。佐々木はここ数年のTIFに朝イチのステージで参戦していた常連。この日も朝のステージなどをこなした3ステージ目だった。

百田が「ここまでは10年前に初めて出させていただいたときと同じセットリストなのではないか…という疑惑があります」と言うと、高城れにが「確かにやった記憶はある。ファンのみんなのほうが詳しいと思うけど」と返す。

玉井詩織が「10年前と同じ曲を4曲連続となると、年を感じるよね(笑)」と言い、改めて自己紹介をすることに。

高城は正直に「27歳の高城れにです」と言うが、佐々木は「ももクロ最年少、10代かも知れませんっ…うそ、24ちゃいです!(笑)」とおどける。

続いて、玉井が「20ン歳です」とぼかすと、高城から「変にごまかすと、30代だと思われるよ(笑)」と言われ「25歳です!」と自己紹介。

百田は「23歳です!」と言って「分かりにくいボケするなー」とツッコまれ、「26歳です」と答えた。

その後、玉井が「10年間で成長した私たちを見ていただきたいと思います」と言って、近年のナンバーを披露することに。

「The Diamond Four」「灰とダイヤモンド」「クローバーとダイヤモンド」とつなぎ、アクロバティックやコミカルな初期ナンバーとはひと味違った、歌で聞かせるパフォーマンスを展開。

”ダイヤモンド”のタイトルが付けられた3曲を並べたのは、歳月を経てもまだまだ輝き続けようという意志の表れか。その意志は十二分に伝わる10年ぶりのTIFステージとなった。

■ ももいろクローバーZ[10月4日、HOT STAGE]セットリスト

M1.行くぜっ!怪盗少女

M2.オレンジノート

M3.ココ☆ナツ

M4.走れ!

M5.The Diamond Four

M6.灰とダイヤモンド

M7.クローバーとダイヤモンド(ザテレビジョン・取材・文=青木孝司)