イタリアとの違いはメンタリティ

今季からチェルシーを指揮するマウリツィオ・サッリは、チームに自身の哲学を植え付ける作業に想像以上の時間を取られている。思うような結果が出ず、今ではトップ4入りすら怪しい状況にある。ナポリで見せていた華麗な攻撃サッカーを想像していたサポーターとしては満足できない結果だろう。

ただ、ナポリとチェルシーでは環境に違いがある。英『sky SPORTS』によると、サッリが苦戦の理由の1つに挙げたのがイタリアとイングランドの考え方の違いだ。サッリは時折メンタリティとの言葉を口にするが、両国では文化やメンタリティに違いがある。それもサッリが戦術を落とし込むのに苦労している理由なのだ。

「私が求めるレベルに達するまでどれだけ時間がかかるか?答えるのは不可能だ。3ヶ月で十分な時もあれば、1シーズンや1シーズン半かかることもある。今私はイングランドでの1年目で、何かを理解し始めている。全てではない。何かをね。ここではより難しく、時間がかかることに気づいたよ」

「メンタリティが違うんだ。例えばイングランドの選手はトレーニングで高いインテンシティを保つことは簡単だが、戦術のメニューになると難しくなる。イタリアではこれが逆になる。良い、悪いではなく、違いなんだ」

サッリとしても思うように戦術が浸透していないと悩んでいるのだろう。ナポリで上手くいったことがイングランドでは上手くいかないこともある。イングランドのメンタリティが必要とサッリは気付いたようだが、もう少し時間を与えるべきなのか。