デシャンも名監督だが

昨年のロシアW杯にて、1998年の母国開催時以来となる優勝を果たしたフランス代表。現在チームを率いているのは史上3人目となる選手、監督双方でその栄冠を手にしたディディエ・デシャン監督。順風満帆な指導者キャリアを送る彼だが、母国の英雄が自分の代わりにフランス代表を率いることにも肯定的だ。

英『TRIBAL FOOTBALL』によると、デシャンは先日レアル・マドリードに復帰することが決定したジネディーヌ・ジダン監督の将来的なフランス代表指揮官就任について次のように語っている。

「いつか、ジダンが私のベンチでの役割を務めるようになるだろう。いつだか私にはわからないけどね。その話は前にあったかもしれないし、これからもあるかもしれない。わからないんだ。でも、今の彼の関心事ではないと思う」

デシャンは昨年6月にもジダンを自身の後継者となる可能性を示している。今回の発言は、ジダンのレアル監督再登板を受けてなお、その状況が変わっていないことに言及している。今月にはマッシミリアーノ・アッレグリ監督の去就が不透明なユヴェントスの次期監督候補にデシャンの名前が浮上しているとも報じられた。就任の意思はわからないが、彼はいずれ訪れる自身のフランス代表監督辞任時に、信頼できる人物へバトンタッチしたいと考えているのかもしれない。

フランス代表とデシャンの契約は2020年まで残っている。EUROの結果次第では、契約延長の話も出てくることは間違いない。デシャンがいつまで“レ・ブルー”の指揮を続けるかはわからないが、彼が1998年のW杯でチームメイトとして栄冠をつかみ取ったジダンにチームを託す時は来るのだろうか。