自分たちの低調ぶりを認める

今季、チャンピオンズリーグでの衝撃的なラウンド16敗退に加えてリーグ戦でも3位と苦しい状態のレアル・マドリード。2度の監督交代もあり、レアルサポーターにとっては将来思い出したくないようなシーズンとなっていることは間違いない。しかし、それでも来季の復権にむけて好材料は存在する。先月のジネディーヌ・ジダン監督復帰はその最たる例だろう。彼の就任後、レアルはリーグ戦3勝1敗と復調の兆しを見せている。

そんな中、スペイン『MARCA』のインタビューに応じたDFダニエル・カルバハルは自分たちの今季パフォーマンスを振り返るとともに、最悪の状況に置かれていたレアルの監督を引き受けたジダンを称える発言をしている。

「今季、ぼくらの誰もがベストなレベルには達していなかった。ジダン就任はぼくらにとって最高の出来事だ。この困難な状況の中、彼が夏まで待たずに現在のチームを引き継いだのは非常に勇気のいることだよ」

選手にとっても昨年までの栄光を築き上げたジダンの復帰は希望の光だったことがうかがえる。その期待に違わず、見事チームをいい方向へと導いたジダンは監督キャリアこそまだ数年だが、もはや名将の域に達しつつあるのかもしれない。とはいえ、ジダンが復帰した時点でバルセロナやアトレティコとの今季対戦はすでに終了している。真価が試されるのは来季となるだろう。

大不振といいつつも、リーガにおいてレアルは現在3位だ。優勝こそ絶望的ではあるが、2位アトレティコとの差は5ポイントと今後の試合結果次第では十分に逆転が可能な範囲といえる。“最悪”という印象がどうしても強くなってしまっている2018-19シーズンのレアルだが、2位を確保してそのイメージを少しでも払拭したいところだ。