次なる一手は若手育成

昨季チャンピオンズリーグを制したリヴァプールは、指揮官ユルゲン・クロップの下で大きく成長してきた。そんなクロップ・リヴァプールが目指すNEXTステップは、有望な若手の育成だ。

今夏にスティーブン・ジェラードの従兄弟であるFWボビー・ダンカンがフィオレンティーナに向かってしまったのは残念だったが、リヴァプールは若手の育成を着々と進めているのだ。

先日にはダンカンと同じ18歳FWポール・グラッツェルと長期契約を締結したことを発表しており、第2のダンカンにしてはなるまいと素早い動きを見せた。グラッツェルは昨季世代別のカテゴリーで30試合に出場して21ゴールを記録しており、今後が楽しみな逸材だ。

また昨季はダンカン、グラッツェルも出場したFAユース杯決勝でマンチェスター・シティを撃破して優勝まで果たしている。英『Liverpool Echo』もクロップの下で育成が進んでいることをアピールしているが、確実に成果は出ている。

今夏は即戦力候補の補強こそなかったが、DFフィルジル・ファン・ダイクの後継者候補としてオランダのPECズヴォレからセップ・ファン・デン・ベルフ、プレミア最年少デビュー記録を持つ16歳MFハーヴェイ・エリオットをフラムから引き抜いている。彼らも数年後が楽しみな選手だ。

他にもFAユース杯決勝でアンカーを務めた17歳のレイトン・クラークソンがクロップから評価されており、左サイドバックを務めた18歳のヤセル・ラローチのことも同メディアは評価している。

トレント・アレクサンダー・アーノルド、ジョー・ゴメスなどクロップの下で伸びているトップチーム組も多い。今後はグラッツェルら若手を国内カップ戦などで試していきたいところで、クロップが得意としてきた若手育成で長くプレミアリーグを支配していくのが理想のシナリオといったところだろう。