パスワーク司るゲームメイカー

ユヴェントスには世界最高級のレジスタがいる。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチだ。相手の隙を見逃さず長短織り交ぜた高品質のパスで試合を動かす同選手。ユヴェントスではどうしても強烈なゴールで観衆を魅力するクリスティアーノ・ロナウドに注目が集まりがちだが、彼にチャンスを提供するピャニッチもまたチームにおける最重要人物の1人だ。

そんなピャニッチの仕事ぶりには指揮官も満足している様子。伊『Gazzetta dello Sport』によると、現地時間26日に行われるセリエA第9節レッチェ戦前の会見で、マウリツィオ・サッリ監督はこのレジスタのことを次のように語っている。

「私はピャニッチのことが常に好きだ。とてもクオリティが高い選手だからね。彼は私の求めることを全てうまく実行してくれる。ピャニッチのメンタルとフィジカルのコンディションは今、とてつもない状態にある。世界最高のMFと呼ばれるには十分すぎるポテンシャルを備えているよ」

チェルシーの監督就任時には、わざわざ古巣のナポリからジョルジーニョという信頼できる選手を連れてきたサッリ監督。同監督がアンカーポジションの選手に相当なこだわりを持っているのは想像に難くない。ピャニッチという選手がいたことも、彼がユヴェントスの指揮官就任を決断した理由の一つか。

サッリ監督が全幅の信頼を寄せるピャニッチ。今後もこの有能レジスタはイタリアの絶対王者に欠かせない存在として中盤の底に君臨する。