「雰囲気があるからね」

これまでのキャリアでドルトムントやリヴァプールなどのビッグクラブを率い、チャンピオンズリーグ優勝などといった最高の結果を残してきたユルゲン・クロップ監督。彼は間違いなく現在世界最高指揮官のうちの一人として数えられる存在だ。しかしいくらそんな名将といえども、完全アウェイな雰囲気でのゲームは難しいもののようだ。本人が自身の苦手とするスタジアムを明かしている。

『FIFA.com』のインタビューで「最も得意とするスタジアム、もしくは苦手とするスタジアムはどこか」との問いを受けたクロップ監督。どうやら彼が苦手としているのはドイツやイングランドのスタジアムではなかったようだ。

「どのスタジアムがプレイしやすいかはわからないけど、最も嫌いなのはセビージャのスタジアムだね。雰囲気があるからね。これは褒め言葉だよ!」

クロップ監督があげたのはセビージャの本拠地であるラモン・サンチェス・ピスファンだ。その独特な雰囲気もあってか、スペイン国内では「要塞」と称されることも多いこのスタジアム。英『Liverpool Echo』によると、クロップ監督はここでキャリア通じて一度も勝利を手にしていない。 その戦績は3戦全て引き分け。負けてこそいないのだが、直近の試合では2017-18シーズンに前半で3点のリードを奪いながらも最終的に追いつかる結果となっている。印象の悪さから、名将の中には苦手意識が植え付けられたか。

意外な“苦手”を明かしたクロップ監督。セビージャはそう頻繁に対戦する相手ではないが、次回彼がラモン・サンチェス・ピスファンに乗り込むこととなった際は、ちょっとした話題となりそうだ。