今季は他を寄せ付けない強さ

今季プレミアリーグの首位を快走するリヴァプール。ここまで15試合を消化しての戦績は14勝1分といまだに無敗をキープしており、積み上げた勝ち点は実に43ポイント。2位レスター・シティを8ポイントも突き放している。2019-20シーズン、いよいよマージーサイドの“赤い軍勢”が悲願であるプレミア優勝を成し遂げるか。サポーターの期待は高まっている。

ここまで強いリヴァプールを作り上げた立役者。その一人として、ユルゲン・クロップ監督の名は間違いなく挙がるはずだ。シーズン途中から指揮を執った就任初年度こそ8位に沈んだものの、同監督はそこから徐々にチームの改革を推し進めた。その甲斐あって、リヴァプールは昨季チャンピオンズリーグで14季ぶりとなる優勝を掴み、リーグでは2位という好成績でシーズンを終えた。この成績からも見て取れるように、クロップ監督の同クラブに対する功績は計り知れない。

そんなクロップ監督が新たな記録を達成した。データサイト『Opta』によると、現地時間4日に行われたエヴァートン戦との“マージーサイド・ダービー”にて5-2の勝利を収めたことにより、同監督のプレミア通算勝利数が100勝に到達したという。159試合でのプレミア100勝達成は、現在トッテナムで指揮を執るジョゼ・モウリーニョ監督の142試合に次ぐ史上2番目の早さ。もちろん、リヴァプールでこれまで監督を務めた人物の中で史上最速だ。

さらに、クロップ監督がこの試合で達成した記録は他にも。今回の勝利で、昨季から続いていたリヴァプールの無敗記録は「32」に到達。これは同クラブが1987年5月から翌3月までで記録した「31」を抜いて、クラブ史上最長記録になったという。

因縁のライバル対決で2つの記録を達成したクロップ監督。もはやこの指揮官に率いられたリヴァプールを止めることができるチームは今季のプレミアにないのか。“最強リヴァプール”の快進撃からは今後も目が離せない。