満足できる結果ではなかったが……

オランダの名門・PSVにとって、2019年は忘れたい1年となった。昨季はライバルのアヤックスにリーグを制覇されてしまい、今季も開幕から調子が上がらない。すでに首位アヤックスとは勝ち点差が10も離れており、指揮官マルク・ファン・ボメルも解任された。

オランダ『FC UPDATE』も、PSVのサポーターが恐怖の1年を過ごしたと振り返る。2019年夏にはチームの顔ぶれが大きく変わることになり、メキシコ代表FWイルビング・ロサノがナポリへ移籍、昨季のエールディヴィジ得点王FWルーク・デ・ヨングはセビージャへ、左サイドバックのアンヘリーノもマンチェスター・シティに戻った。

代わりにFWブルーマ、DFティム・バウムガルトル、MF堂安律らを獲得したが、いずれも大ヒットとはなっていない。経験の浅い若手ばかりでチームバランスが悪いとも指摘されており、補強がヒットしなかったことも今季苦戦している理由の1つだ。

ただし、同メディアはその中で堂安を今夏最高の補強に挙げている。やや消去法的なところはあるかもしれないが、ブルーマに比べると堂安の方が好印象だ。コスト的にもブルーマが1500万ユーロで獲得されたのに対し、堂安は750万ユーロだ。

堂安も時間とともにさらに良くなっていくはずで、後半戦はさらなる爆発に期待したい。何より今年は東京五輪があり、堂安はその世代の主役候補の1人でもある。PSVで結果を残し、気持ちよく東京五輪に参戦することが求められているのだ。

果たしてPSVと堂安は躍進の2020年とできるのか。同メディアは20歳のFWドニエル・マレン、17歳のMFモハメド・イハッタレンのブレイクは好材料と伝えており、フレッシュな若手とともに2020年はアヤックスとの差を縮めていきたいところだ。