指揮官と相棒について語る

長らくセリエAを支配するユヴェントスの牙城を崩すため、今季久しぶりの快進撃を披露しているチームがある。アントニオ・コンテ新監督を迎え、新たな時代を築かんと息巻くインテルだ。

現地時間6日に行われた第18節ナポリ戦にも3-1で勝利した彼ら。ここまで14勝3分1敗で宿敵ユヴェントスと熾烈なトップ争いを演じている。その戦いぶりは実に見事だ。

このインテルの快進撃。支えているのは間違いなく昨夏にマンチェスター・ユナイテッドから加入したベルギー代表FWロメル・ルカクだろう。同選手はここまでリーグ戦18試合に出場し14ゴール。同時期のゴール数としてはクラブ史上トップの数字というのだから驚きだ。イングランドからやってきた“巨人FW”は今やコンテ監督率いるインテルにとって欠かせない存在となっている。

そんなイタリアで暴れるルカクがインテルで過ごす時間について語っている。加入してからまだ半年しか経過していない同選手だが、どうやら仲間たちとは早くも強固な信頼関係を築いているようだ。伊『Gazzetta dello Sport』によると、ルカクはまず指揮官であるコンテ監督について言及。インテルのような若いチームにとって、彼のようなボスは最適だと次のように語っている。

「選手と一緒に物事を進めるコンテのやり方には満足しているよ。でも、僕らはまだ働かなくてはならないんだ。インテルのような若いチームにはコンテのようなリーダーをベンチに置くことがとても重要だ。彼は経験豊富だしね」

チームがうまくいっている時こそ、若い集団にはその浮かれた気分を引き締めることのできる指揮官が必要ということか。若い勢いと指揮官の経験がうまく合わさったインテル。首位に立っているとはいえ、どうやら彼らに油断はないようだ。続けて、ルカクは前線でコンビを組むラウタロ・マルティネスとの関係についても語っている。

「僕らは素晴らしい友人なんだ。ピッチ内外で多くのことを一緒にやっているよ。彼と一緒にプレイする時は、次々チャンスがやってくると感じるね。共闘していることにとても満足感を得ているよ。でも、僕らはまだ仕事をし続けなければならないんだ」

指揮官と相棒についてポジティブな印象を持っていることを明かしたルカク。今のところ、移籍は正解だったと感じているか。イタリアで共闘する仲間たちに対してベルギー代表FWの評価は上々のようだ。

シーズン折り返し地点で首位を走るインテル。はたして、彼らはこのまま最後まで現在の順位を守り抜くことができるのか。2009-10シーズン以来となるスクデット獲得に向けて、“青黒軍団”の結束は日に日に強固なものとなっている。