今後も序列は変わらない

レアル・マドリードは競争が激しいクラブであり、長期にわたってポジションを守っていくのは難しい。続々とライバルが現れる環境だが、そこでDFダニエル・カルバハルは約7年間右サイドバックのポジションを守り続けてきた。

カルバハルはクラブの下部組織出身者で、レヴァークーゼンへのレンタル移籍を経て2013年夏にレアルへ復帰。当初は粗削りな部分もあったが、激しい守備と積極果敢な攻撃参加を武器に世界トップレベルのサイドバックとの評価を掴んだ。

ライバルがいなかったわけではない。2015年夏にはポルトで評価を高めたDFダニーロが3150万ユーロの移籍金で加入。ダニーロは攻撃自慢のサイドバックだったが、この勝負も結局はカルバハルが勝利した。ダニーロは2017年夏にマンチェスター・シティへ移籍している。

3年後の2018年夏には若いアルバロ・オドリオソラが3500万ユーロとされる移籍金で加入。しかしカルバハルには歯が立たず、バイエルンにレンタル移籍することになった。

スペイン『MARCA』は約7000万ユーロかけた補強もカルバハルには敵わなかったと取り上げている。現在ドルトムントにレンタル移籍しているアクラフ・ハキミは次なるライバル候補と言えるが、今のハキミでもカルバハルに敵うかは微妙なところだ。守備の対応など、安定感ではカルバハルが上をいく。

まだ28歳であることを考えると、カルバハルは今後も長く右サイドバックのポジションを守っていくだろう。それこそ2013年から10年間ポジションを守ることも可能なはずだが、カルバハルの牙城を崩せる者はほとんどいないか。