ムバッペには負けていられない

ブラジルからはレアル・マドリードでプレイするロドリゴ・ゴエス、 ヴィニシウス・ジュニオールら新星が現れ、パリ・サンジェルマンではキリアン・ムバッペがすっかりエースの座に収まった。それによって影が少しばかり薄くなっていたのが、FWネイマールだ。

ネイマールは昨夏にパリ退団説が浮上してサポーターの怒りを買うなど、ここ最近はネガティブな方向で注目を集める機会が多かった。しかし、ピッチのことにも目を向けるべきだ。今のネイマールは、キャリア最高と言ってもいい状況にある。

あまり話題になっていないが、現在ネイマールはリーグ戦で7試合連続得点中と大爆発している。直近7試合の成績は9得点5アシストと絶好調で、気付けばリーグ戦得点数はムバッペと並ぶ13得点に。得点ランクでも2位につけており、14得点で首位のモナコFWウィサム・ベン・イェデルを猛追している。

スペイン『MARCA』によると、ネイマールが欧州のリーグ戦で7試合連続得点を決めるのはキャリア初のことだという。チャンピオンズリーグ決勝トーナメントへ、ネイマールが状態を上げてきているのは間違いない。

「何かが変わった。今の彼の貢献度はファンタスティックだ。これの継続を彼は求めている。ドリブル、スピード、スキルはインクレディブルなものだ。彼は素晴らしい。このレベルを3日に1試合のペースで見せている。シンプルなプレイもできるし、次の瞬間には素晴らしいこともできる」

指揮官トーマス・トゥヘルもこのように語っており、ネイマールの中で何かが変わってきているのかもしれない。チーム第一ではあるものの、ネイマールとしてもムバッペに話題が集中するのは面白くないだろう。自身がパリのエースだと証明したい気持ちもあるはず。

2018ロシアワールドカップ以降はやや評価を落としたところもあったが、27歳という年齢を考えればまだバロンドールを狙うこともできる。今のペースがどこまで続くのか楽しみだ。