2010年代のプレミアを盛り上げた司令塔

インテルが誇るロメル・ルカク、ラウタロ・マルティネスの強力2トップをどう活かしていくのだろうか。インテルに2010年代のプレミアリーグを代表するチャンスメイカーだったMFクリスティアン・エリクセンが加わった。

今季はやや評価を落としたものの、エリクセンが過ごしたトッテナムでの6年半は特別な時間だった。エリクセンは2013年の夏にアヤックスから加わり、攻撃陣をコントロールする頭脳としてタクトを振るい続けてきた。

英『Squawka』がエリクセン加入以降のデータを紹介しているが、トッテナムに加わった2013-14シーズンからエリクセンはリーグ戦で73回の決定機を演出している。これはマンチェスター・シティMFケビン・デ・ブライネ(84回)に次ぐ数字で、同じくマンCのMFダビド・シルバ、レスター・シティでも活躍した現マンCのリヤド・マフレズと並んで2位となっている。

アシスト数は62を記録しており、エリクセン加入以降からカウントすればプレミア1位の数字だ。2015年夏に加わったデ・ブライネが60と猛追しているため、今季のペースを考えると抜かれるのは時間の問題だっただろう。それでもエリクセンが優れたチャンスメイカーなのは間違いない。

プレミアではフリーキックも8本決め、エリア外からも23本のシュートを決めている。このキック精度はインテルでも大きな力となるはずだ。インテルでは中盤から違いを生み出すMFがステファノ・センシくらいだっただけに、エリクセンのチャンスメイク力がどう攻撃を活性化させるのかは非常に楽しみだ。