34歳という年齢を考慮しての起用法

クリスティアーノ・ロナウドの時もそうだったが、レアル・マドリードを指揮するジネディーヌ・ジダンはベテラン選手たちのコンディションを整えるのが非常に上手い。年齢的に全てのゲームをこなすのは難しいため、重要なゲームで力を発揮できるよう効果的にローテーションさせていくのだ。

スペイン『MARCA』が復活したと絶賛するMFルカ・モドリッチも同じだ。モドリッチは2018年にバロンドールを受賞したが、2018年はロシアワールドカップの影響もあって忙しすぎる1年を過ごした。その影響なのか昨季は評価を落とすシーズンとなってしまい、今季前半戦も怪我で出遅れた。

バロンドールを受賞した天才MFも34歳となり、シーズンを通してのフル稼働は厳しい。ジダンもそれを理解しているため、毎試合フル出場させるようなことはしていない。

怪我で離脱していた時期があるとはいえ、モドリッチはここまで1506分間のプレイタイムに抑えられている。昨季の同時期には2100分を超える出場時間を記録していたため、後半戦にガス欠してしまった部分があったのかもしれない。

しかし今季は状況が異なる。同メディアはジダンが終盤戦に向けてモドリッチのコンディションがピークになるよう調整していると伝えているが、モドリッチは年が明けてからのヘタフェ戦、スーペルコパ・デ・エスパーニャのバレンシア戦で得点を記録。シーズンの得点数はすでに昨季を超えており、2020年の滑り出しは快調だ。

イスコ、トニ・クロースも復活したと話題になっていたが、今度はモドリッチの番だ。チャンピオンズリーグ決勝トーナメントも始まる後半戦へ、バロンドール受賞者の準備は着々と整ってきているようだ。