代理人が口開く

プレミアリーグでこそ芽が出なかったが、その後活躍の場を移したセリエAでトップクラスのドリブラーとなった選手がいる。サッスオーロに所属するコートジボワール代表FWジェレミー・ボガだ。

下部組織時代から所属したチェルシーでこそ芽が出なかったボガだが、2018年夏にセリエA初上陸を果たすと今季ついに才能が開花。爆発的なスピードとテクニックを駆使したドリブルを武器に、ここまでリーグ戦24試合に出場し8ゴール4アシストを記録している。

データサイト『SofaScore』によると、ボガのドリブル成功数はリーグでダントツの106回。2位のガエターノ・カストロヴィッリ(フィオレンティーナ)でも76回とあって、その数字は際立っている。

そんなボガには現在、国内外のビッグクラブから関心が集まっているという。なかでも現地メディアで彼の獲得に熱心とされるクラブの一つがACミランだ。しかし、実際にボガの獲得レースをリードしているのはまた別のクラブか。23歳の去就に関して、ボガの兄弟で代理人を務めるダニエル氏が口を開いている。

「ジェレミーは今季良いシーズンを過ごして、自分を主人公にしてみせたね。だけど、ACミランとはまだ連絡を取り合ってはいないよ。彼らがジェレミーに興味を持っているかは、正直なところわからないね。でも、スポーツ的な観点から見てもミランは素晴らしいクラブだ。加入となれば、おもしろいことになるだろうね。現時点で接触してきたクラブはあるかって? あるよ。ナポリ、アタランタ、それに国外の欧州クラブからもいくつか話が来ている。チェルシーの買い戻し条項については、今の段階でまだ話すことはできないよ」

ダニエル氏は伊『calciomercato』の取材に対して、このようにボガの置かれている状況を説明している。意外にもミランからの接触はなく、それよりもナポリやアタランタの方がこのドリブラーに熱視線を注いでいるようだ。

セリエAで才能が開花したドリブル職人。はたして、ボガは来季どこでプレイすることとなるのだろうか。ビッグクラブでそのドリブルがどこまで通用するか。見てみたいファンも多いはずだ。