かつての名手がモデルとする“スペシャル・ワン”

現在指導者の道を歩むかつての名手は、指揮官としての心得を世界的な名将から学んだようだ。現役時代、ACミランやインテルで活躍した元アルゼンチン代表FWエルナン・クレスポ氏が、自身の指導者としてのモデルにしている恩師について語っている。

現役引退から8年の時間が経過し、現在は母国アルゼンチンのデフェンサ・イ・フスティシアで指揮官を務めているクレスポ氏。そんな同氏は指導者としてモデルにしているのは、チェルシー時代やインテル時代に彼を指導したジョゼ・モウリーニョ監督(現トッテナム)だ。“スペシャル・ワン”の下ではなかなか出場機会を掴むことができなかったクレスポ氏だが、同氏はこのポルトガル人指揮官こそが自身の理想とする存在だと話す。英『Daily Mirror』が伝えた。

「ジョゼは私に指揮官となるために必要なのは、スタメン11人を選ぶことだけではないことを示してくれた。ジャーナリスト、選手、コーチといった人々とのコミュニケーション、そしてそれらを360度理解することさ。モウリーニョはトップレベルの指揮官になる方法を教えてくれたよ。それは私の人生で最高の経験の一つだった。彼は常にチームの中心にいたんだ」

モウリーニョ監督の下で働いている間に、そのチームマネジメントに関するノウハウを学んでいたというクレスポ氏。監督の仕事はピッチ内での問題を解決すること以外にもたくさんある。クレスポ氏にとって、モウリーニョ監督はそれを教えてくれた最初の存在だったようだ。

そんなクレスポ氏はいずれ指揮官としてのプレミアリーグ進出も考えているようで、「プレミアリーグは成長を続けている。いずれはあそこで働きたいね。監督としてチャンピオンシップやプレミアで指揮を執りたい気持ちがあるよ」とも話している。はたして、近いうちに同氏が監督としてイングランドに乗り込んでくることはあるのだろうか。実現すれば、モウリーニョ監督との“師弟対決”を見ることができるかもしれない。