今こそ違うスタイルを取り入れるべきか

ユヴェントスのマウリツィオ・サッリ監督は、今こそ自身のスタイルにオプションを増やす時なのだろうか。同監督といえば一貫して4バックを使用する指揮官として知られているが、伊『calciomercato』はメンバー的に過酷な現状を鑑みて同監督に新たなスタイルを取り入れるべきだと提案している。

その提案とは3バックへのトライだ。現在ユヴェントスはアレックス・サンドロやマッティア・デ・シリオといったサイドバックの主力が揃って負傷離脱中。加えて前節ボローニャ戦ではダニーロが2枚のイエローカードを貰って出場停止処分を受けている状況だ。もはやサイドバックを本職とする選手がおらず、次節レッチェ戦で4バックを採用するならばファン・クアドラードやブレイズ・マテュイディといった選手を同ポジションに起用するしかない。

そんな状況を切り抜けるためにオススメされたのが3バックの採用というわけだ。センターバックの頭数は揃っている。これまで最終ライン中央を支えてきたレオナルド・ボヌッチやマタイス・デ・リフトに加えてダニエレ・ルガーニがおり、ジョルジョ・キエッリーニも次節には間に合う可能性が高い。長期離脱を強いられていたメリフ・デミラルの復帰も間近と現地メディアによって伝えられており、急造サイドバックを起用するよりもリスクは低いだろう。

3バックシステムのウイングバックでならばクアドラードやマテュイディだけでなく、フェデリコ・ベルナルデスキの起用も見えてくる。場合によってはドウグラス・コスタを同ポジションに回すことも視野に入ることだろう。

昨季までチームを指揮したマッシミリアーノ・アッレグリ前監督の下で3バックを経験している選手も多いユヴェントス。はたしてサッリ監督はレッチェ戦でどのようなメンバーをピッチに送り出すのか。条件は揃っているだけに、これは指揮官としても自身がさらなる高みへと上り詰めるチャンス。緊急事態でこそあるものの、窮地に追い込まれたことで“サッリ・ボール”は進化を遂げるかもしれない。